黒野 でみを

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生きづらさを抱えて

映画『ナチ刑法175条』ナチス・ドイツの同性愛迫害の歴史よりLGBTQ+の壁を考えさせられるドキュメンタリー

かつてドイツで施行されていた、同性愛を禁じる法律「刑法175条」を題材に、その制度が生んださまざまな恐怖を追ったドキュメンタリー映画『ナチ刑法175条』が、2024年3月24日より日本公開されます。今回はこの作品の概要を紹介するとともに、作品のテーマが示す最も大切なポイントを考えてみたいと思います。
ライフワーク

映画『CRANK-クランク- 』 思い悩みながら人生を歩む人の姿を自転車を通して描いた短編|尾道映画祭2024レポート その2

『尾道映画祭2024』が1月12日から3日間、広島・尾道で開催。映画の街として知られる尾道で、俳優高良健吾の初監督作『CRANK-クランク-』が特別上映。自転車をテーマにした作品で、彼の悩みや迷いが反映された作品として評価。上映後には監督たちのトークショーも行われた。
生きづらさを抱えて

映画『エゴイスト』性と社会生活に悩む人たちの内なる光にスポットを当てた物語|尾道映画祭2024レポート その1

1月12日から広島・尾道で開催された「尾道映画祭2024」では、映画『エゴイスト』が特別上映されました。この映画は、同性愛者の生きざまを描く作品で、松永大司監督とドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダがトークショーで登壇。映画祭は尾道の歴史あるロケ地で、5年ぶりの通常開催を迎えました。
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生きづらさを抱えて

映画『ミツバチと私』 ジェンダー問題をベースに揺れ動くアイデンディーに悩む人々の生き方を問う物語

2024年1月公開の映画『ミツバチと私』は、バスク地方を舞台にしたLGBTQとジェンダー問題に焦点を当てたヒューマンドラマ。少年アイトールのアイデンティティー探求を描く。エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン監督、ソフィア・オテロ主演。
生きづらさを抱えて

映画『ノクターン』 自閉スペクトラム症の男性を中心に描かれた「ポジティブ性」を醸すドキュメンタリー作品|広島国際映画祭2023レポート その4

11月23日より26日にわたり、広島にてイベント『広島国際映画祭2023』が開催されました。 この映画祭は2009年に開催された「ダマー映画祭inヒロシマ」を前身として誕生したもので、広島という地で行われることをコンセプトとして「ポジティブ...
生きづらさを抱えて

映画『義足のボクサー GENSAN PUNCH』リアルな視点にこだわり描かれた義足の男性の姿より描いた「人生をより良く生きるヒント」|広島国際映画祭2023 その3

「広島国際映画祭2023」で上映された「義足のボクサー GENSAN PUNCH」は、ブリランテ・メンドーサ監督の作品です。このヒューマンドラマは、義足の青年がプロボクサーを目指す実話に基づき、リアリズムに満ちた映像で描かれます。主人公は沖縄出身の尚玄、母親役は南果歩。メンドーサ監督は作品のリアリティを追求し、フィリピンの厳しい現実を反映しています。
生きづらさを抱えて

映画『ケイコ 目を澄まして』コロナ禍を通して生きる障がい者たちの姿より人の本質を問う|広島国際映画祭2023 その2

『ケイコ 目を澄まして』は、聴覚障がい者の元プロボクサー・小笠原恵子の自伝を基にした映画で、広島国際映画祭2023で特別に紹介されました。三宅唱監督の手によるこの作品は、障がい者の生活とコロナ禍の影響を繊細に描き出し、人間性の深みを探ります。
生きづらさを抱えて

映画『月』 石井裕也監督をはじめ俳優、スタッフ陣が覚悟をもって挑んだ問題作|広島国際映画祭2023レポート その1

『広島国際映画祭2023』で特別招待された石井裕也監督の『月』は、障がい者殺傷事件を題材にした辺見庸の小説を映画化。宮沢りえ主演で、人間の声の届き方を描く深い作品。15周年を迎えた映画祭で監督が製作背景を語った。
Gift図書館

映画『ハロウィン』シリーズの最終章は「人間自身の怖さ」の根源を描いた異色作

まもなくやってくる「ハロウィン」。これはキリスト教の万聖節の前夜祭(All Hallow's evening)が由来とされています。 この日は日本のお盆のように「死者の霊が家族に会いに来る」と信じられていた一方で、同時に悪魔や悪い精霊なども...
生きづらさを抱えて

私の人生を支えたメロディ その2:あいみょん「生きていたんだよな」

今回紹介するのは、現在国内で絶大な人気を誇るシンガーソングライター・あいみょんの「生きていたんだよな」です。この曲のちょっと変わった登場エピソードとともに、私がこの楽曲から受けた衝撃の根源などを紹介していきます。
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