ChatGPT、Gemini、Claude の3つは、どれも無料で使えます。
ただ、無料でできることと、どこで止まるかは、3つでかなり違います。しかも、この1年で何度も変わりました。ChatGPT は2026年8月に、無料版の文章のやりとりの回数制限をなくしています。
この記事では、2026年10月時点の無料版を、公式のページで確かめた内容で比べます。
自分は2つ使っていて、Claude、Chat GPT は有料版も使っています(合っているか)。普段使いはClaude、コーディングはClaude Code、コードレビューはCodex、画像生成はGPT Image2.5です。

先に結論:無料版の比較表
| ChatGPT | Gemini | Claude | |
|---|---|---|---|
| 無料で使えるモデル | GPT-5.6 Luna | 3.6 Flash 3.1 Pro(制限付き) | Sonnet Haiku |
| 文章のやりとり | 無制限(不正利用の防止の制限はあり) | 上限あり。5時間ごとに戻り、週の上限もある | 上限あり。5時間ごとに戻る |
| 上限の具体的な数 | 3つとも公開していない | ||
| Web検索 | ○ | ○ | ○ |
| ファイルや画像を読ませる | ○(別の上限あり) | ○ | ○ |
| 画像を作る | ○(別の上限あり) | ○ | × |
| Deep Research | ○(別の上限あり) | ○(混雑時は使えないことがある) | ― |
| 音声で話す | ○(別の上限あり) | ○(Gemini Live) | ○ |
| 会話をまたいで覚える | ○(容量は少なめ) | ○ | ○ |
| 広告 | 表示されることがある | 発表なし | 出さないと発表 |
| いちばん安い有料プラン | Go 月1,400円 | Google AI Plus 月725円 | Pro 月20ドル |
大まかに言うと、回数を気にせず話せるのは ChatGPT、できることの種類が多いのは Gemini、Claude は回数が少ない代わりに、文章や資料づくりの道具がそろっている、という分かれ方です。
ChatGPT の無料版
文章のやりとりは、回数を気にしなくてよくなった
無料版で使えるモデルは GPT-5.6 Luna です。
2026年8月から、ふだんの文章のやりとりは「無制限」になりました。公式のヘルプには、不正利用を防ぐための制限はある、と書かれていますが、普通に質問するぶんには、回数を数えなくてよくなっています。
少し考えてから答える「Think」も、無料版の Luna で使えます。
ツールには、別の上限がある
次の機能は、文章とは別に上限があります。上限の数は公開されておらず、達したときに画面で知らせてくれる仕組みです。
- ファイルや画像のアップロード
- 画像を作る
- 音声で話す
- データ分析(表やグラフ)
- Deep Research(時間をかけて調べてまとめる機能)
このほか、Web検索、ほかの人が作った GPT を使うこと、ファイルを置いておくライブラリ(500MBまで)も、無料版で使えます。
自分で GPT を作って公開すること、上位のモデル(GPT-6)を使うことは、有料版だけです。
広告が出ることがある
無料版には、国によって広告が出ます。日本でも、2026年の夏から広告の表示が始まっています。
広告を出さないようにするには、Plus 以上のプランにする必要があります。
有料にするなら
いちばん安いのは Go(月1,400円)で、ツールの回数やアップロード、覚えておける量が増えます。上位のモデルや、プロジェクト、予約したタスクまで使うなら Plus(月3,000円)です。
Gemini の無料版
Google アカウントがあれば、そのまま使える
Gemini は、Google アカウントでログインすれば使えます。Android のスマートフォンなら、最初から入っていることも多いと思います。
無料版で使えるのは、普段使いの 3.6 Flash と、回数の少ない 3.1 Pro です。
上限は「5時間ごと」と「週ごと」の2段構え
Gemini の上限は、回数ではなく、使った計算の量で決まります。長いチャットや、重い機能ほど早く減ります。
使った分は5時間ごとに戻りますが、別に週ごとの上限もあります。週の上限に達すると、5時間待っても戻りません。
有料の Google AI Plus は無料の2倍、Google AI Pro は4倍の量が使えます。
長い資料は、一度に読み切れない
無料版で一度に扱える量(コンテキストウィンドウ)は、32,000トークンです。日本語なら、数万字くらいが目安です。
長い PDF や、何本もの資料をまとめて読ませると、途中から読めていないことがあります。分けて渡すほうが確実です。
できることの種類は、3つの中でいちばん多い
無料版でも、次の機能が使えます。
- 画像を作る、画像を編集する
- Deep Research(需要が多いときは、無料版では使えないことがあります)
- Gemini Live(声で話しかける)
- Canvas(文章やコードを横に開いて編集する)
- Gem(目的に合わせて設定した Gemini を作る)
- ファイルのアップロード
動画を作る機能、時間を指定して動かす機能などは、有料版だけです。
有料にするなら
Google AI Plus(月725円)は、使える量が2倍になります。3つの中で、いちばん安く有料にできます。
Google AI Pro(月2,900円)は、使える量が4倍になり、動画を作る機能なども使えます。
Claude の無料版
使えるモデルは Sonnet と Haiku
無料版で使えるのは、Sonnet と Haiku です。上位の Opus や、最新の Fable は有料版だけです。
とはいえ、Sonnet は普段の文章や調べものには十分な性能です。資料作成、情報収集などは軽くて安いので使い易いです。
上限は5時間ごとに戻る
Claude の無料版には、5時間ごとに戻る上限があります。送れる量は混み具合で変わる、と公式に書かれています。
3つの中では、いちばん早く上限に達しやすいです。長い資料を読ませたり、長いチャットを続けたりすると、それだけ減りが早くなります。話題が変わったら、新しいチャットにすると長持ちします。
回数のわりに、使える道具は多い
無料版でも、次の機能が使えます。
- Web検索
- ファイルを作る、コードを動かす(表計算やグラフ、文書ファイルなど)
- アーティファクト(作ったページや資料を、横に開いて見る)
- 会話をまたいで覚えておく機能
- プロジェクト(5つまで。資料や指示をまとめておける)
- Gmail や Google カレンダーなど、ほかのアプリとつなぐ
- 音声で話す、履歴に残さないチャット
一方で、写真やイラストのような画像は作れません。図は、コードで描く形になります。
プログラムを書く Claude Code、Chrome を操作する機能、作業の予約などは、有料版だけです。
有料にするなら
Pro は月20ドル(年払いなら月17ドル相当)です。使える量が増えて、上位のモデルや Claude Code も使えます。
無料版で気をつけること
上限の数は、どれも公開されていない
3つとも、「1日何回まで」という数は出していません。チャットの長さ、使う機能、混み具合で変わります。
ネットで見かける「1日○回」という数字は、その人が試したときの目安です。あてにしすぎないほうが安全です。
会話が学習に使われる設定を、確かめておく
無料版では、入力した内容が、AIの改善に使われる設定になっていることがあります。仕事の資料や個人情報を入れる前に、設定を見ておいてください。
- ChatGPT:設定 →「データコントロール」→「すべての人のためにモデルを改善する」★要確認
- Gemini:「Gemini アプリ アクティビティ」の設定 ★要確認
- Claude:設定 →「プライバシー」→「Claude の改善に協力する」★要確認
内容は、しょっちゅう変わる
この1年だけでも、ChatGPT は回数の制限をなくし、Gemini は上限の仕組みを変え、Claude は無料版で使える機能を増やしました。
この記事も、2026年10月時点の内容です。迷ったら、各サービスの料金ページを見るのがいちばん確かです。
用途で選ぶ
| やりたいこと | 向いている無料版 | 理由 |
|---|---|---|
| 回数を気にせず、何でも質問したい | ChatGPT | 文章のやりとりに回数の上限がない |
| 画像を作りたい | Gemini か ChatGPT | Claude は画像を作れない |
| スマートフォンで声で話しかけたい | Gemini | Gemini Live が無料で使え、Android と相性がよい |
| Gmail やドライブと一緒に使いたい | Gemini | Google のサービスとつながっている |
| 文章を書く、直す、資料にまとめる | Claude | ファイル作りやアーティファクトが無料で使える。ただし回数は少なめ |
| 長い資料を何本も読ませたい | 有料版を考える | 無料版は、どれも一度に扱える量や回数が限られている |
無料版どうしなら、1つに決める必要はありません。
ChatGPT でふだんの質問をして、画像は Gemini、文章の仕上げは Claude、のように分けると、それぞれの上限にも当たりにくくなります。
有料にするのは、いつも同じところで上限に当たるようになってからで十分です。
まとめ
- ChatGPT の無料版は、文章のやりとりが無制限。ツールには別の上限があり、広告が出ることがある
- Gemini の無料版は、機能の種類がいちばん多い。上限は5時間ごと+週ごとで、一度に扱える量は小さめ
- Claude の無料版は、Sonnet と Haiku。上限に達しやすいが、ファイル作りやアーティファクト、ほかのアプリとの連携まで使える。画像は作れない
- 上限の数は3つとも非公開。学習に使われる設定は、入力する前に確かめる
- いちばん安い有料プランは、Gemini が月725円、ChatGPT が月1,400円、Claude が月20ドル
2026年10月1日時点で、各サービスの公式ページを確認した内容です。機能・上限・値段は変わることがあります。値段は日本向けの税込表示(Claude は公式のドル表示)です。
参考:
ChatGPT Free Tier FAQ(OpenAI)
ChatGPT の料金(OpenAI)
Google AI のサブスクリプション プランに応じた Gemini アプリの使用量上限(Google)
Google AI のプラン(Google)
Claude の料金(Anthropic)
Get started with Claude(Anthropic)


