【体験談】便潜血陽性で初めての大腸内視鏡検査|前日の食事、当日の下剤の流れを知って不安解消!

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大腸内視鏡検査は、名前を聞くだけで少し身構えてしまう検査です。

痛みはあるのか、恥ずかしくないのか、前日の準備は大変なのか。初めての私は、わからないことだらけでした。

けれど、知人から実際の大腸カメラ経験談を聞いたり、WEBサイトで専門家監修の記事を読んだうえで事前の心構えと準備を念入りにしたことで、不安の多くが解消されました。

この記事では、 便潜血陽性から検査を受けることになった経緯、 前日の食事や下剤の体験、 検査当日の流れ、 そして検査後の様子まで、 私自身の体験をまとめています。

結論から言うと、全然恥ずかしくないです!
恥ずかしがっている余裕は無いので恥ずかしくないです(笑)

これから検査を受ける方が、少しでも安心して準備できるように── そんな思いを込めて書きました。

※なお、この記事はあくまでも私の体験記ですので、通常は検査を受ける本人の体調や身体状況によって状況は異なります。医学的なことに関しては必ず医師や薬剤師の指示を仰ぐようにしてください。

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検査の2週間前/消化器内科の受診

最初のきっかけは、排便のとき、便に、うっすらと血の混ざった粘液が付いていたことでした。

気のせいかと思いましたが何度か続いたため、便潜血検査を受けてみると結果は「陽性」。血が混ざっているのを分かっていたため「やはり…」という思いと、それでも「正常だった」と言ってほしかったという漠然とした不安とが交錯。

初めての大腸内視鏡検査を2週間後に受けることとなり、事前準備について医師と看護師から詳しく説明を受けました。

検査当日に院内で下剤服用する方法と、自宅で服用して腸が綺麗になってから病院へ行く方法とがありますが、私は諸事情があり後者のほうを選びました。

ちなみに、一般的にはこの検査が初めての場合は、安全のためにも院内で看護師さんたちが見守る中で行うのが望ましいそうです。

下剤服用中に、稀に激しい腹痛や吐き気、めまい、じんまんしん等の異変があらわれることがあるためだそうです。

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検査前日の食事/検査食「クリアスルー」

腸管内に内容物が残らないよう、大腸内視鏡検査の前日には消化の良いものを食べるようにと病院から説明を受けていました。

食べ物のカスが無いような、きれいな状態にすることで内視鏡による正確な診断ができるからだそうです。

具体的には、このようなものです。

・白米(できればお粥)、食パン、うどん(ネギなどは入れない)
・豆腐、具の無い味噌汁、白身魚、脂肪の少ない肉
・ゼリー、カステラ
・お茶、実のないジュース、コーヒー、紅茶(ミルクなし)

具体的にどんな食事にすればいいか分からなかったので、看護師さんが言及されていた、市販の検査食「クリアスルー」を事前にAmazonで購入することにしました。

検査食クリアスルーの外箱

3食分が入って、Amazonでは税込1,467円でした。
夕食用のビーフシチューがクリームシチューver.のもありました。

この病院の目の前にある調剤薬局にも置いてあるとのことでしたが、いわゆるドラッグストアでは置いていないところが多いそうです。

検査食クリアスルーの外箱の表記

検査食クリアスルーの外箱の表記

湯せん(お湯で温める)か、食器に移してから電子レンジで温めます。
食材は柔らかく調理されていますが、それでもよく噛んで食べるのがベストです。

朝食:鶏そぼろとたまごの雑炊(250g)

検査食クリアスルーの朝食のパウチと器に盛りつけた雑炊

普通のごはん茶碗では入りきりませんので、大きめの器に盛ったほうが良いです。

やさしい薄味で食べやすいです。味付けが物足りない場合は醤油などを足すと良いでしょう。ネギなどの野菜は消化が悪いので添えてはダメです。

昼食:白がゆ(200g)、じゃがいものそぼろあんかけ(145g)

検査食クリアスルーの昼食のパウチと器に盛りつけた白かゆとジャガイモのそぼろ煮

白がゆは普通のごはん茶碗に入れたなら、ほぼいっぱいの量。

おかずのほうは想像に反して、しっかりとした味付け。柔らかく煮込まれたジャガイモが美味しいです。でも量が少ないので寂しいです。

夕食:ビーフシチュー(200g)、クラッカー(5枚)

検査食クリアスルーの夜食のパウチとクラッカーと器に盛りつけたビーフシチュー

ビーフシチューも普通に美味しい味で、ゴロっとした牛肉やじゃがいもが入っていて満足感が得られます。本当にこれを前日に食べても良いのかと思うぐらいです。

ただ、量が少なく、3食分を合わせても690kcalですのでさすがにお腹が減ります。
消化の良いものなら20時までは通常と同じ量を食べても良いので、白米や豆腐も食べました。

20時以降は絶食です。お茶や水は飲んでもOKです。

検査前日の夜/下剤の服用

ピコスルファートナトリウム10mlのボトル容器

21時に、腸の動きを良くする作用がある下剤「ピコスルファートナトリウム(10ml)」を飲みます。100mlの水に混ぜて飲みますが、味は薄い砂糖水のような感じで不味くはないです。

通常は7~8時間後に効いてくるそうですがネット検索で調べていると「4時間後に腹痛」や「早朝にトイレに駆け込んだ」など個人差があるようです。

検査当日の朝

早朝5時頃にお腹の違和感で目覚め、トイレへ。

効き目抜群の下剤で、7時頃にかけて3回トイレに行き、お腹の中にたまっていた固形物の大半を排出したようです。

下剤ニフレックを服用

ニフレックの説明書

8時~腸内を洗浄する下剤「ニフレック」を服用します。

▼EAファーマ株式会社 ニフレックについての説明サイト

ニフレック®配合内用剤 | 病気や治療の情報 | EAファーマ株式会社 患者さま・ご家族の皆さま
大腸内視鏡検査の前に腸管洗浄剤を腸管洗浄剤を服用される予定の患者さま・ご家族の皆さまを対象に、本剤を適正にご使用いただくための情報を掲載しています。

病院によって、そして患者の状態によって使う下剤の種類は異なり、院内で服用するのか自宅で服用するかについても使う種類が異なったりするそうです。

看護師さんから聞いていた、飲みやすくするコツはこちら。

・冷たいほうが味を感じにくく飲みやすいため、前日の夜に水で溶かし冷蔵庫で冷やしておく。
・2Lが入る大きな袋は、溶かすために袋を上下に振るのが大変。最初は約500mlを加えて粉をじゅうぶん溶かし、溶けたあとに残り1500mlを足す。
ストローで舌の奥のほうに流し込むように飲むほうが味を感じにくい。

コップに180mlほど注いで15分かけてゆっくり飲みます

経口補水液OS-1(ポカリスエットを塩辛くしたような味)をもう少し薬っぽくしたような味です。美味しくはないけど、まあ、飲めないことはありません。

事前に水に溶かしてあるものの、袋の下の方の液体は成分が沈殿してとても塩辛かったので、時々袋を傾けたりしてよく混ぜるほうがいいです(最後が塩辛すぎて、つらかったので)。

ニフレック服用から20分後

飲み始めて20分ほど経つ頃、トイレ1回目。
さらに20分後にトイレ2回目。
15分おきに下剤をコップに注ぎ飲んでいくので、意外と忙しいです。

ニフレック服用から1時間後

固形物はほとんど含まれない、細かなものが少し混ざっているだけの水様便になりました。

看護師さんから電話が入り、体調に変化は無いか、現在の便の状態を確認されます。

飲み始めてから1時間経つと、トイレの回数も多くなってきます。トイレのすぐ近くに居るか、便座に座ったままのほうが安心です。

ニフレック服用から2時間後

約2時間ちょっとで下剤を全て飲み切りました。

水もどんどん飲むほうが綺麗に排出できるので飲んでくださいね」とも言われていましたので、ここからは水だけ飲んでいきます。
たくさん排出していますので、もう飲めないほどのお腹いっぱいにはならなかったです。

ニフレック服用から4時間後

うすい黄色の液体に。

看護師さんから状態確認の電話が入り、病院に来て欲しい時間を伝えられます。

飲み始めて4時間半後。無色透明に近い液体になりました。

トイレに行く回数は7~8回など書いてある説明もありますが、私の場合はそれどころではなく10回以上は行きました。

病院へ向かう頃は排出も収まってきました。
万が一に備えて、尿取りパッドや紙パンツを履いていくのが最善です。そんなの履くのは恥ずかしいと思わず、安全を選択するべきです。

大腸内視鏡検査へ

大腸内視鏡の機器

病院では、お尻に穴の空いた紙パンツなど検査着に着替えてベッドに横になります。

最初、内視鏡を挿入するときは左側を下にして横を向きます。途中からは仰向けなど状況によって体勢を変えていきます。

女性である私は、お医者さんも女性だったのでとても安心感があり、全く恥ずかしさはありませんでした。もし男性のお医者さんだったとしても、患者の裸はほとんど先生からは見えませんので(穴が空いた紙パンツ)、問題ないと思います。

ポリープ発見!

一番奥まで内視鏡を入れ、奥から順番に手前までカメラで診ていかれます。

大腸の内部は綺麗なピンク色。食べ物の残りカスも無く、綺麗に排出できてますねと褒められました。クリアスルーのおかげなのかは分かりませんが。

しかし途中で、大きめのポリープ発見!

10mmほどの大きさですが、表面の模様などからして、それほど悪性が高そうではないと先生談。その場で切除して頂き、念のため生検へ回すことに。
合計で3つのポリープを切除しました。

放っておくとポリープが大きくなりガン化する可能性もあるため、取ってもらえてよかったです。

出口に近いところで内壁が少し荒れている箇所があったため、そこの組織も採取して生検へ。

痛みと鎮静剤について

検査時に鎮静剤を使用するかどうかは前回の診察で尋ねられていました。

そんなに痛くないだろうと思ったのと、内視鏡で映る内部も見てみたかったため「要らないです」と答えていましたので鎮静剤無しで行いました。

映像を見ながら腸内の状態について説明を受けられたのは、大変良かったと思います。ポリープを切除する様子、止血クリップなるものを直接留める様子などを初めて見られたのは興味深かったです。

ただ、鎮静剤は使ったほうがよかったと思いました。

内視鏡を入れるときに、大腸がカーブしている箇所などではやはり痛いです。
ヒダがある大腸の内壁を診るために膨らませる目的で送り込まれる空気も、お腹がパンパンに張って苦しかったです。

ポリープ切除のために時間がかかったこともあってか、痛い、苦しい時間が長くてしんどかったです。腸の形などは人それぞれですので、痛いかどうかは個人差があるようです。

私の検査は1時間かかりましたが、ポリープが無いなど早い人は20分ほどで終わるそうです。また検査を受けることがあるなら、次は鎮静剤を使うことにします(医療機関によっては鎮静剤を使わない方針のところもあります)。

検査後の説明

診察室での会話のイメージ00

鎮静剤を使った人は、効果が切れるまで30分~1時間ほど横になって回復するまで待つそうですが、私は鎮静剤なしでしたので検査後はすぐ診察室へ移り、検査中に撮影された画像を見ながら先生から説明を聞きました。

ポリープは10mm程度が2個、ごく小さいのが1個。見た目では問題なさそうだが念のためガン細胞などが無いか生検へ回すとのこと。

切除したポリープの数が多い場合はそのまま1泊入院になったり、ポリープが大きすぎるときは消化器内科では対応できないため日を改めて外科手術になったりするそうです。

私の場合は、以下の注意点の説明を受け、そのまま帰宅を許されました。

ポリープ切除後の食事について

当日はアルコールや刺激のある辛いものを避ける。
約1週間は高脂肪食やアルコールを控え、消化の良い食事を心がけ、徐々に平常のメニューへと戻していく。よく噛んで食べる。

運動について

1週間程度は激しい運動や腹圧のかかる運動を控える。
ウォーキング程度は手術翌日からOK。

入浴について

当日はシャワー浴はOK。
翌日からは普段通りでOKだが、長湯や熱すぎるお湯は避ける。

その他

遠方への外出は避ける(体調に異変が起こった場合にすぐ対応できるようにとの意図)。
排便時に強くいきまない。
切除した箇所は止血クリップで留めてある(約1週間で自然に外れ、便とともに排出される)が、数日間は排便時に血液が混ざる。
大量の下血、発熱、激しい腹痛があった場合にはすぐ連絡すること。

検査翌日以降の様子

腸の中を綺麗に洗浄したわけなので、検査翌日からの約1週間は便の量が少ない状態でした。排便時に時々血液が混ざるのが気になります。

腸内環境がリセットされたのか、検査してから1週間後、バナナのような理想的な長い便が出るようになります。
検査前は軟便が続いたり、便秘気味の時には少しずつしか排出できず残便感やお腹の張りがしんどかったのですが、しっかりと排便できるとお腹の違和感が減るのでありがたいです。

検査してから2週間後。便の状態は検査前の硬めの状態に戻ってきました。硬くてあまり出ない時には粘液に少し血が混ざるときもあり、やはり何か異常があるのだろうかとの不安が頭をよぎります。

生検の結果

検査から半月後。生検の結果をお医者さんから聞きました。

ポリープは「腺腫」と呼ばれるものでしたが、良性であったので心配はないとのこと。

全体的に大腸の内部も綺麗で、一部分、腸壁が荒れていた箇所も特に異常は認められないとのこと。出血があったのは硬い便が滞留して傷が付いていたと思われ、今のところは特に心配しなくていいそうです。

大きな異常が隠れていて治療や通院が必要になるかも…との覚悟もしていたので 、ひとまずは安堵しました。

まとめ

初めて大腸内視鏡検査を受けてみて思ったのは、事前準備や下剤など確かに大変ではあるものの、お腹の不調に何ともいえない不安を抱えて過ごすことのストレスと比べてみると、「検査を受けたほうが遥かに良い」ということです。

もしも何か治療が必要な病気が見つかったとしても、「原因を知ったうえで対処をおこなえる」のは日常生活のQOL向上にもつながります。

以下に気を付ければ、安心して検査を受けられるのではないでしょうか。

検査前日の食事をしっかり管理する
・ひどい便秘の場合は検査1週間前から食事や下剤で調整する(医師からの指示がある場合)
下剤服用した際の注意点や生じる変化を事前に知っておく
・しっかりフォローしてくれる病院・クリニックを利用する

最後に、これまで書いてきたことは私の体験談です。

人それぞれ状態は異なりますので、自己判断せずに信頼できる医療機関で受診して指示を仰いでください。

不安を抱えている方々の参考に少しでもなれましたら幸いです。

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