この頃、何も話してくれない…
部屋に引きこもって出て来ない
この記事では、知的障害とグレーゾーンの子3人を育てる障害者支援員ママが
「自らの経験と、反抗期真盛りの子のママ友体験談」
より、子供のSOSに気づくコツをお伝えします。
この記事を読めば、小学生のうちから子供のSOSに気づく習慣を身につけられ、思春期になって、後悔せずにすみます。
将来後戻りできない子育てだからこそ、子どもが小さなうちから意識的に向き合っていきましょう。
(アイキャッチ画像出典元:https://www.irasutoya.com)
機嫌が悪い時こそ、ゆったり時間をとる
親に当たってくる
兄弟喧嘩がいつもより激しい
こんな時どうしてますか?
機嫌の悪さに、親でもイラッとしてしまいがちですが、ここは、グッとこらえて深呼吸。
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同じ土俵で喧嘩をかってはいけません。
これは、気づいて!!の赤信号【SOS】です。
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小学生だとまだ、自分の言葉で、「あった」ことを表現する力が未熟です。
そのため、自分から学校などでの嫌な出来事を話すことなく、
「どうして分かってくれないの!!お母さん」
という気持ちで、家族に当たって不機嫌になります。
学校などの出来事を知らない家族にとっては、
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「何で機嫌悪いんだ?」
となります。
ですが、
そのうち機嫌治るだろう
お菓子食べる?
と機嫌の悪さを見逃してはいけません。
ギューっと抱きしめて、大好きだよ!とゆったりした時間を取りましょう。
2人だけの空間と時間を作って、「何かあった?」と親が聴く姿勢になると、重い口を開いて話し始めます。
2年生の娘は、今日はやけに兄に突っかかって、喧嘩してるなと思い、兄が習字教室へ行っている間に、ギューってして、大好き。
すると、
「もうヤダ、〇〇ちゃん、勝手にノート見てくる!」といい始めました。
話を聞くことで、すっきりして、その後は別人のようにご機嫌、夜も1人で寝れました。
もし、そういった小さな嫌なことを吐き出さずにいると、
「親は信頼できない。話を聞いてくれない」
と思って、思春期に親に相談することも、なくなってしまうでしょう。
小さな失敗をたくさんさせて親子で乗り越える
成功体験を積んで、自信をつけることも大事ですが、失敗をたくさんして、失敗から立ち直る力は、もっと大切です。
失敗した時は、子供自身が傷つき、SOSを出しています。
責めることなく、次はどうすればうまく行くか、一緒に考えることで、困った時に駆け込める安全基地になります。
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家が安全だとしっかり羽を休めて力を蓄えることができます。
傷が癒えれば、また、元気にチャレンジできます。
友人の子は、小学校の頃から手のかからない優等生でした。
気づいたら反抗期?
中学2年で、学校に行けなくなり、ゲームに没頭して部屋から出て来れなくなりました。
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ずっといい子だったのにどうして?
とお母さんは、嘆いていました。
中学3年から中高一貫教育の私立中学に編入し寮生活を始めました。
寮生活では、うまく行かないことの連続だったようです。
先生、仲間と2年を過ごし、現在高校1年が終わり、自分に自信を取り戻しつつあります。
小さなうちから、意識的に小さな失敗をさせて、一緒に乗り切ることで、社会で生きて行く耐性が身につくのです。
子どもが話してくれる時はひたすら共感する
なかなか自分から話すことは少ないですが、話してくれた時は、絶対に否定はしません。
子供に否がある場合でも、その時の気持ちを受け入れ、
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「そう思っちゃったんだね、それは嫌な気持ちになっちゃうね」
と気持ちに共感します。
せっかく勇気を出して話しても、親に否定されるともう次は話したくないと思ってしまいます。
娘は、バドミントンの試合で負けて、母に対して怒りをぶつけてきました。
「大きく打てばいいって言ったから!!」
「相手がずるいんだ!!」
怒りをぶつけられて理不尽だし、相手もずるくはないのですが、否定はしません。
こんな時は、気持ちを代弁します。
「相手が強かったね」
「いいラリーもあったよね」
「勝ちたかったよね」
すると徐々に冷静になって、
「勝ちたかったのに」
と素直に気持ちを表現できるようになります。
素直に受け入れられれば、その後どうすればいいか、自分で考えます。
今は、「もっと練習頑張る!!」と、意気込んでいます。
まとめ
2歳のイヤイヤ期からなんとなく続いてしまう親子喧嘩。
それは、子供のSOSであることが多いです。
親が困ったなと感じるときは、子どもはもっと困っているのです。
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子供は、感度が鋭いですが、言葉の表現が未熟です。
私が子供と話していてよく反省することがあります。
「保育園の時、先生すごい怖かった」
「今日、先生怒ってた」
と子供が言ったときに、
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どうして怒ってたの?
と聞くと、
「怒ってたことはわかるけど、どうして怒ってたかは、わからない」
と言うのです。
「危ない」「ルールを守れていない」など理由があって、
大人は、怒っているつもりでも、
子どもには怖い顔しか伝わっていないのです。
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うちの子は、ちーっとも話を聴かない
と思う以上に、子どもの話に耳を傾ける習慣が大切です。
いつでも我が子の味方でいることで、小さなSOSを見逃さずに一緒に乗り越えていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。