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【体験記】40代で発覚!大人の発達障害#6(実は発達障害だった?偉人たち編)

発達障害を持つ偉人たち 生きづらさを抱えて
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実は発達障害だった偉人や著名人たち

40代になって発達障害の診断を受けた「くまたろう」です。当事者として日々の気づきを発信しています。

本記事では、「実は発達障害だった?」という可能性がある偉人や、発達障害をカミングアウトした著名人たちの例を挙げ、その特徴や影響について探っていきます。

発達障害は、何らかの能力に問題がある状態であり、そのため社会的に不適応に陥りやすいとされています。

しかし、偉人や著名人たちの中には、発達障害を持っている人がいることが知られています。彼らはそれを上手く活用したり、克服することで、独自の才能や能力を開花させました。

例えば、幼い頃に学習が苦手だった中田敦彦さんは、現在「中田敦彦のYouTube大学」というチャンネルで、専門的な情報をわかりやすく発信しています。

そして、私も発達障害を持っていますが、自分の会社を立ち上げ個人事業主として働いています。1人で好きな分野に集中できる働き方のほうが、自分には合っていると考えたからです。

また、彼らの発達障害が、発達障害への理解や取り扱いにも影響を与えていることもあります。本記事を読むことで、発達障害についての理解が深まり、偉人や著名人たちの事例から、自己肯定感や個性の受容についてのヒントを得られるかもしれません。

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発達障害を持つ偉人や著名人たちの例

発達障害は、特定の能力に障害を持つ症状が現れる障害のことです。しかし、それでも発達障害を持ちながら、偉大な業績を残した人たちもいます。彼らがどのように発達障害と向き合い、自身の才能を開花させたのかを探っていきましょう。

アインシュタインの例

発達障害、アインシュタイン

アルベルト・アインシュタインは、20世紀における最も偉大な物理学者の一人として知られています。彼は幼少期には遅読症であり、学校での成績も振るわなかったとされています。また、社交的な性格ではなかったため、友達もあまりいなかったとされています。

しかし、アインシュタインは自分独自の視点を持ち、物事を深く考える力がありました。そのため、後に独自の理論を発表し、世界中で高く評価されることになりました。また、遅読症であったことから、物事を想像力豊かに捉える力があり、物理学者としての視点も独特なものがありました。

ニュートンの例
発達障害、ニュートン

Isaac Newton a closeup portrait from money

イザック・ニュートンは、17世紀のイギリスで活躍した科学者であり、物理学、数学、天文学において多大な業績を残した偉人です。彼は発達障害を抱えており、人とのコミュニケーションに苦労したと言われています。しかし、彼は自分にしか見えない世界を探求することに情熱を傾け、万有引力の法則などの発見を果たしました。

ニュートンの場合、社交的な能力が低くとも、自分の得意分野で並外れた才能を発揮することができました。発達障害のある人にとって、自分に合った分野を見つけることが重要なのです。

スーザンボイルの例

発達障害、スーザン・ボイル

スーザン・ボイルは、イギリスの歌手であり、2009年の「ブリテンズ・ゴット・タレント」出演で一躍有名になりました。彼女もまた、発達障害を抱えていると言われています。スーザンは、子供の頃から音楽に親しんでおり、地元の教会の合唱団で歌っていました。しかし、本格的な歌手デビューを果たすまでには、長い年月と多くの失敗がありました。

スーザンが成功を収めた理由は、まず自分に自信を持ち、そして自分に合った分野である歌唱力を磨いたことです。彼女は、自分が歌唱に才能を持っていると信じ、日々練習を繰り返してきました。そして、適切な場所で自分の才能を発揮することができました。

スーザンのように、自分に自信を持ち、自分に合った分野を見つけて才能を開花させることが、発達障害を抱える人にとっても重要なのです。

レオナルド・ディカプリオの例

発達障害、ディカプリオ

俳優のレオナルド・ディカプリオは、アメリカで最も有名な俳優の一人であり、『タイタニック』や『レヴェナント:蘇えりし者』などの映画で知られています。

しかし、彼が幼少期には、学習障害とADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断されていました。彼は読み書きが苦手であり、学校でも成績が伸びませんでしたが、演劇に興味を持ち、俳優を目指しました。その後、彼は数々の映画で演技力を発揮し、オスカー賞を受賞するなど、その才能を開花させました。

ディカプリオのような人々は、自分が得意なことを見つけ、それに取り組むことが重要です。彼が学校で苦手だった科目は、演劇においてはその能力が発揮される分野であり、その分野に情熱を注ぎ、自分の才能を開花させました。

村上春樹の例

発達障害、村上春樹

村上春樹さんは、日本を代表する小説家の一人であり、多くの著作が海外でも翻訳されています。彼は若い頃から社交的でなく、自分の世界に引きこもることが多かったとされています。また、幼少期に音楽や文学、哲学などの幅広い分野に興味を持ち、それが彼の独特の創作世界を生み出すことに繋がったとも言われています。

村上さんが自己主張をすることが苦手な性格である一方で、自分の思いや感情を細やかに表現する才能を持っていることが、彼の作品に反映されています。また、自分自身を客観的に見つめる力も持ち合わせており、自己批評が高いことでも知られています。

藤井聡太の例

発達障害、藤井聡太

将棋の棋士としては異例の若さでプロ入りし、次々と記録を更新している藤井聡太さん。しかし、彼は幼少期から発達障害の一つであるADHD(注意欠陥・多動性障害)を抱えていると公表されています。

ADHDの症状である注意散漫や多動性は、将棋の戦術としては不利な要素とされていますが、藤井さんはその症状を利用し、相手を翻弄する戦術を構築しています。また、集中力を持続するためのトレーニングを行うなど、自身の弱点を補うための努力も怠りません。

藤井さんのように、発達障害を持っていても、その障害を利用することで、独自のアプローチを生み出し、成功を収めることができるのです。ただし、彼が成功するためには、努力と継続的なトレーニングが欠かせなかったということも忘れてはなりません。

藤井さんの例から、発達障害を持つ人がその障害を克服するために、自分に合ったアプローチを見つけ、努力を惜しまずに取り組むことが大切だと言えます。また、社会が発達障害に理解を深め、支援を充実させることも重要です。

中田敦彦の例

発達障害、中田敦彦

お笑い芸人でタレントの中田敦彦さんは、日本を代表する芸人の一人です。現在はユーチューバーとしても活躍されています。彼は、幼少期に学習障害と診断されており、読み書きに苦労し、また、コミュニケーションにも苦労していました。

しかし、彼は自分の欠点を克服するために、コミュニケーション能力を高めるために、漫才を始めました。その後、彼はお笑い芸人として活躍するようになり、人気を得るようになりました。

中田さんは、自分の得意分野を見つけ、それに集中することが成功の秘訣であると語っています。彼はコミュニケーション能力を高めるために漫才を始め、自分自身の欠点を克服することができました。彼のような人々は、自分が得意なことに取り組むことで、自信をつけ、自分の才能を発揮することができます。

先日、「しくじり先生」で中田さんの回を視聴しました。個人的には彼の言動には私の特性と共通するところがあります。「何かに夢中になっているときは周りが見えなくなってしまう」「調子がいいときは自分を過大評価し、周囲の人と軋轢を生んでしまう」

そんな特性を持ちながらも、自分の強みを活かし、世の中で活躍される姿を見て勇気づけられました。

発達障害を持つ偉人や著名人と、普通の発達障害持ちとの違い

発達障害を持つ偉人や著名人たちは、特定の分野に才能を発揮していることが多く、その分野での優れた能力を持っていることが多いです。例えば、アインシュタインは理論物理学の分野で傑出した業績を残し、スーザン・ボイルは歌唱力で知られ、レオナルド・ディカプリオは演技力で名高いです。彼らは、自分自身の優れた能力を発揮することができ、その分野で成功を収めることができます。

一方、普通の発達障害持ちは、必ずしも特定の分野での才能を持っているわけではありません。彼らは、社会的な場面での問題や、学習障害などを抱え、日常生活において多くの困難を抱えることがあります。

私たちのような普通の人はどうやって、眠る才能を見つけて開花させていけば良いのでしょうか。ここの問いに関しては別記事でご紹介していきたいと思います。

発達障害を持つ偉人や著名人が社会に与える影響

偉人や著名人たちの発達障害が注目されるようになって以来、発達障害に対する理解が深まりました。また、彼らが持つ才能や業績から、発達障害者が特定の分野で優れた能力を持っている可能性があることが広く認知されるようになりました。

これにより、発達障害者に対する差別や偏見が減少し、社会的に受け入れられるようになったと言えます。また、発達障害者が自分自身の能力を発揮することができる環境が整い、社会に貢献することができるようになったとも言えます。

まとめ

発達障害、才能を活かす

発達障害を持つ人々には、偉人や著名人を含め、驚くほど多くの才能を持つ人がいます。普通の発達障害を持つ人々は、自分自身を見つめ、自分の才能を見つけるためには、自分自身と向き合い、自分自身が興味を持っていることや得意なことを見つけることが大切です。しかし、「自分自身との向き合い方」は難しいところでもあるので、別記事て詳しく解説していきます。

また、自分自身の弱点や制限に焦点を当てるのではなく、自分自身が持つ強みや可能性に焦点を当てることも重要です。そして、客観的に自分自身を理解するためには、専門家や周囲の人々の支援を受けることが役に立ちます。

最後に、私ごとですが「ひきこもり支援団体」を立ち上げることになりました。数年前まで自身がひきこもっていたのですが、まさか自分が会社を立ち上げ、ひきこもり支援活動をするとは思っていませんでした。なぜそれができたかを振り返ると、苦手なことは極力避けたり、人にカバーしてもらいながら、興味があることを追求し続けたからだと思います。生きづらさを抱える方々は、自身の興味を深く掘り下げていくことをおすすめします。

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