WordPressでブログを作る手順【2026年8月版】サーバー契約からSSLまで

WordPressでブログを作る手順を、サーバー契約からSSLまで並べたイメージ図 ITライフハック
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「ブログを始めたい」と思って調べると、サーバー、ドメイン、WordPress という3つの言葉が出てきます。

そして、それぞれに手順があって、順番があって、途中で分からなくなる。最初の壁は、たいていここです。

この記事では、サーバーを契約するところから、SSLを設定して公開できる状態になるまでを、順番に書きます。

先に、全体の流れを示しておきます。

1. サーバーを契約する          (10分)
2. ドメインを決める・取得する    (10分)
3. WordPress をインストールする  (5分)
4. SSL を設定する               (5分+反映待ち)
5. 最初にやる設定               (20分)

慣れていなくても、1時間ほどで公開できる状態になります。

WordPressを始めるにはサーバー・ドメイン・WordPress本体の3つが必要だと示した図

この記事で分かること

  1. サーバー・ドメイン・WordPress の関係
  2. 申し込みで迷いやすいところ
  3. インストールと SSL の手順
  4. 公開前にやっておく設定
  5. サイトの速さは、何で決まるのか

1. まず、3つの関係を整理する

用語が3つ出てくるので、先に整理します。家にたとえると分かりやすいです。

サーバーは、土地。 データを置く場所です。月額を払って借ります。

ドメインは、住所。 example.com のような、サイトの名前です。年額を払います。

WordPress は、建物。 記事を書いたり、見た目を整えたりする仕組みそのもの。これは無料です。

つまり、お金がかかるのはサーバーとドメインの2つで、WordPress 自体には費用がかかりません。


2. サーバーとドメインを用意する

2-1. どこで契約するか

国内には複数のレンタルサーバーがあります。ここでは、自分が実際に使っているエックスサーバーを例に手順を書きます。

レンタルサーバー エックスサーバー

プランがいくつかありますが、個人のブログなら、いちばん下の「スタンダード」で足ります。 自分もこれです。

上位プランは、アクセスが非常に多いサイトや、複数のサイトを本格的に運用する場合のものです。最初から上げる必要はありません。 足りなくなったら、あとから変更できます。

2-2. 申し込みには、2つの入り方があります

ドメイン側から同時に申し込む方法と、サーバー契約後に特典で取る方法の違いを示した図

ここが、実はいちばん迷うところだと思います。

ひとつは、サーバーを先に契約して、あとから無料ドメイン特典を使う方法。

多くの手順記事は、この順番で書かれています。ただ、特典のドメインは、あとから自分で指定する必要があります。 契約しただけでは、自動では取得されません。

ここを忘れる人が、けっこういます。 特典があることを知らないまま、別で有料のドメインを取ってしまう、というもったいないことが起こります。

もうひとつは、ドメイン側から同時に申し込む方法。

エックスサーバードメインでドメインを取るときに、同時にサーバーにも申し込むという入り方ができます。

自分はこちらを選びました。理由は単純で、ドメインとサーバーを紐づける設定の手間が省けるからです。別々に契約すると、ドメインの向き先をサーバーに設定する作業が発生しますが、同時に申し込むとそこが済んだ状態になります。

2-3. どちらを選ぶか

手間を減らしたいなら、ドメイン側からの同時申し込み。

サーバーの無料ドメイン特典を活かしたいなら、サーバーから。 ただし、特典の指定を忘れないでください。

なお、無料ドメイン特典は、あとから変更できます。 最初に指定したドメインを、後日別のものに変えることも可能です。「決めきれないから、とりあえず契約だけ」ということもできます。


3. 契約の手順

3-1. 申し込みで入力するもの

プランを選ぶ。 前述のとおり、個人ブログならスタンダードで足ります。

契約期間を選ぶ。 長いほど月あたりの単価が下がります。ただ、続くかどうか分からないうちは、短めでもいいと思います。あとから延長できます。

ドメインを決める。 ここがいちばん時間がかかります。次の節で書きます。

支払い方法を登録する。

3-2. ドメインの決め方

あとから変えられません。 ここだけは、少し時間をかけてください。

決めるときの目安を書きます。

短いほうがいい。 打つのも、伝えるのも楽です。

ハイフンは、なるべく少なく。 口頭で伝えるときに面倒になります。

末尾は .com が無難。 .net .jp でも問題ありません。珍しい末尾は、安いことがありますが、更新のときに高くなる場合があります。

日本語ドメインは、避けたほうが無難です。 見た目は分かりやすいのですが、URLをコピーしたときに長い記号の羅列になります。


4. WordPress をインストールする

契約が済んだら、管理画面から WordPress を入れます。

「WordPress簡単インストール」という機能があります。 これを使えば、数分で終わります。

昔は、ファイルをダウンロードして、サーバーにアップロードして、データベースを作って……という作業が必要でした。いまは、その全部が自動です。

入力するのは、これだけです。

サイトのタイトル。 あとから変えられます。

ユーザー名。 ログインに使います。admin は避けてください。 攻撃の対象になりやすい名前です。

パスワード。 長く、推測されにくいものにしてください。

メールアドレス。 パスワードを忘れたときの連絡先です。

インストールが終わると、管理画面のURLが表示されます。このURLは、必ず控えておいてください。 https://自分のドメイン/wp-admin/ の形です。


5. SSL を設定する

5-1. SSL とは

URLが https:// で始まるようにする設定です。通信が暗号化されます。

いまは、設定していないとブラウザに警告が出ます。 必須だと思ってください。

5-2. 手順

エックスサーバーの場合、管理画面から無料の独自SSLを設定できます。ボタンを押すだけです。

反映に少し時間がかかります。 最大で1時間ほど待つ場合があります。すぐに https:// でアクセスできなくても、慌てないでください。

5-3. WordPress 側の設定も変える

SSL を有効にしただけでは足りません。WordPress 側のアドレス設定も、https:// に変える必要があります。

管理画面の「設定」から「一般」を開いて、2か所を変更します。

WordPress アドレス (URL)  →  https://自分のドメイン
サイトアドレス (URL)      →  https://自分のドメイン

ここを変えると、一度ログアウトされます。 慌てず、https:// の方でログインし直してください。


6. 最初にやっておく設定

公開する前に、やっておくと後が楽なものを挙げます。

6-1. パーマリンクを決める

記事のURLの形です。「設定」→「パーマリンク」で変更できます。

「投稿名」を選ぶのがおすすめです。URLが https://example.com/記事のタイトル/ のような形になります。

これは、あとから変えないでください。 変更すると、公開済みの記事のURLが全部変わって、それまでのリンクが切れます。最初に決めておくのが大事です。

6-2. 検索エンジンの設定を確認する

「設定」→「表示設定」に、「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」というチェックがあります。

作りかけのうちは、チェックを入れておく。 完成したら、外すのを忘れないでください。

外し忘れると、いつまで経っても検索結果に出てきません。 これは、かなりよくある事故です。

6-3. 不要なものを消す

インストール直後には、サンプルの記事や固定ページ、使わないプラグインが入っています。使わないものは削除してください。

「停止」ではなく「削除」です。 停止しただけのプラグインは、ファイルが残り続けます。更新もされないので、時間が経つとセキュリティ上の弱点になります。

6-4. コメント欄の扱いを決める

初期状態では、誰でもコメントできます。放っておくと、宣伝目的の書き込みが大量に来ます。

使わないなら、「設定」→「ディスカッション」で無効にしておくのが楽です。


7. サイトの速さは、何で決まるか

サイトの表示速度がサーバー・中身・仕組みの3つで決まることを示した図

最後に、少し踏み込んだ話をします。WordPress のプラグインを作っている立場から、書いておきたいことです。

「サーバーを良いものにすれば速くなる」と思われがちですが、実際には3つの層があります。

7-1. 3つの層

土台は、サーバーの性能。 ここが遅いと、他をどう工夫しても限界があります。そして、あとから変えるのがいちばん大変な部分です。だから最初の選択が効いてきます。

その上に、中身の重さ。 画像のサイズ、入れているプラグインの数、テーマの作り。ここは自分で直せます。 そして、多くのサイトで、いちばん足を引っ張っているのがここです。

さらに上に、配り方の仕組み。 キャッシュなどです。一度作ったページを保存しておいて、次の人には保存したものを出す。毎回作り直さずに済むので、速くなります。

7-2. 順番があります

速くしたいとき、いきなりキャッシュのプラグインを入れる人が多いのですが、順番としては後です。

先に、画像を小さくする。 表示に必要なサイズまで縮めるだけで、体感がはっきり変わります。横4000ピクセルの写真を、そのまま上げていませんか。

使っていないプラグインを消す。

それからキャッシュ。

この順でやると、無駄がありません。

7-3. サーバー選びが効いてくるところ

そのうえで、土台の性能は、あとからどうにもなりません。

同じ WordPress を、同じ設定で動かしても、サーバーによって速度は変わります。そして、移転はけっこう手間です。だからこそ、最初に選ぶときに、そこそこの性能があるものを選んでおくと、あとが楽になります。


8. つまずきやすいところ

実際に詰まりやすい箇所を、まとめておきます。

無料ドメイン特典の指定を忘れる。 サーバーを契約しただけでは取得されません。管理画面から自分で指定します。あとから変更もできます。

検索エンジンの設定を外し忘れる。 作りかけのうちに入れたチェックを、公開時に外す。忘れると検索に出てきません。

SSL の反映を待たずに焦る。 設定してすぐは https:// で開けないことがあります。少し待ってください。

WordPress 側のアドレス設定を変え忘れる。 SSL を有効にしたら、「設定」→「一般」の2か所も https:// に変えます。

パーマリンクを後から変える。 公開済みの記事のURLが全部変わります。最初に決める。

プラグインを「停止」で済ませる。 使わないものは削除してください。


9. いま確認しておくこと



レンタルサーバーは、時期によってキャンペーンが行われていることがあります。 キャッシュバックや割引などです。

契約期間が長いほど割引率が上がることが多いので、続ける前提なら、そこも合わせて確認するとよいと思います。

内容は時期によって変わるので、申し込む前に公式ページで最新の条件を確認してください。


まとめ

  • 必要なのはサーバー(土地)とドメイン(住所)。WordPress 自体は無料
  • 個人ブログなら、いちばん下のプランで足りる
  • ドメイン側から同時に申し込むと、紐づけの設定が省ける
  • サーバー契約から入るなら、無料ドメイン特典の指定を忘れずに(あとから変更可)
  • ドメインはあとから変えられない。 短く、ハイフンは少なく
  • インストールは「簡単インストール」で数分。ユーザー名に admin は避ける
  • SSL は設定後、WordPress 側のアドレスも https:// に変える
  • パーマリンクは最初に決める。 あとから変えると全URLが変わる
  • 検索エンジンの設定を外し忘れない
  • 速さは3層。画像 → 不要なもの削除 → キャッシュの順で
  • 土台の性能は、あとから変えにくい

ここまでで、公開できる状態になります。あとは、テーマを選んで、記事を書いていくだけです。

レンタルサーバー エックスサーバー

※本記事の情報は2026年8月時点のものです。料金や管理画面の表示は変更されることがあるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。

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