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【体験談】3回目 ひきこもり時代の私(中期編)

ひきこもり 中期、行動、心理、体験記 プロステイホーマーの道
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ひきこもり、冬眠、体験記、中期、心理、行動

ひきこもり体験談をご紹介している、くまたろうです。前回は、ひきこもりの初期状態をお話ししました。今回は中期をご紹介します。

私が体験談を共有するには、こんな想いがあるからです。

  • 「ひきこもり」と無関係な方には、「ひきこもり」のことを知ってもらい偏見を減らしたい
  • 現在「ひきこもり」の方には、自分はおかしな人だと思って欲しくない
  • ご家族が「ひきこもり」の方には、接し方のヒントにしてほしい

ひきこもり中期が、ひきこもり始めて何年経つかは人によって様々です。ここでは中期をこのように定義します。

本人がひきこもりと自覚している
就労や他者との関わりに関心がなくなっている

ひきこもる方の心や行動を知ることで、適切な支援に繋がることを願います。そして、適切な支援があれば、ひきこもりに出口はあると信じています。

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ひきこもり時代(中期)にとっていた具体的な行動

ひきこもり、体験談、依存症、ゲーム、家庭内暴力

「ひきこもり」の中期段階では、こんな行動をとっていました。

  • 起きている間は、ずっとスマホゲームをしている
  • 着替えなくなる
  • 髭を剃らなくなる
  • 歯を磨かなくなる
  • 嫌なことがあったら、家族に当たるようになる
  • 突然怒り出す

一番の特徴が「支えてくれている身近な人への攻撃性」です。

暴力こそ振るわなかったものの、「突然怒鳴り出す」「物に当たる」などの行為を繰り返していました。今思えば、自分の気持ちをぶつけられる唯一の相手だったからでしょう。ポジティブに言い換えるならば、心を開いているとも言えます。

そして、衛生への意識が大きく下がることも特徴です。

身だしなみが整えられないことから、「他人に見られたくない」という気持ちが生まれます。ますます、ひきこもるという悪循環でした。

また、健康面にも影響が出始めます。私の場合はゲーム漬けの生活だったため、視力が大幅に低下しました。国内産のコンタクトレンズでは、合う度数がなくなるほど近視が進んだのです。その他には虫歯、著しい体力の低下などが現れ、「外に出たくない」のではなく「本当に出れない」体となってしまいました。

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そのときの気持ち

ひきこもり、凶暴、怒りっぽい、家庭内暴力、心理、自殺、諦め

次は、中期段階の心理状態をお話しします。当時、私はこんな気持ちでいました。

  • もうどうでもいい
  • (自分みたいな人間は)早く死なないかな
  • 将来の話はしないで
  • 何も考えたくない
  • ゲームの邪魔をするな
  • 歯が痛い、目が痛い、体が痛い
  • ここまで深刻化したら、もう助からないだろう
  • このまま自分はホームレスになるんだ

一言で言うなら「自暴自棄」です。

そして、現実逃避の手段として、何かに依存していくようになりました。私の場合はスマホゲームです。ゲームをしている時間が、辛い現実を忘れさせてくれる唯一の手段だったのです。

そして、その時間を少しでも邪魔されようなものなら、激しい怒りとなって家族に襲い掛かります。

少しゲーム依存の話に逸れますが、依存性の高いゲームがあります。先日、ゲーム依存のセミナーを受講して、初めて知ったことです。依存性の高いゲームには次のような特徴があります。

  1. ゲームの中に役割があり、達成感や承認が得られる
  2. 1人称視点のオンライン対戦ゲーム

これらは依存性が高く、攻撃性が現れやすいと言われています。例えば戦争ゲームなどがそれにあたります。私はそんな依存性の高いゲームに、寝食を忘れてのめり込んでしまいました。

その反面、「こんな生活が続くわけがない」という現実的な思考も持ち合わせていました。

「いつかは家族に捨てられる。そして住む家も失ってしまう」
「真冬はどうやって過ごそう」
「ホームレスになったら食べ物はどうしよう」

そんなことを真剣に考えていました。普通の生活を送る方は不思議に思われるかもしれませんが、「そうならないために生活を変えよう」とはならないのです。

ヒントになるようなお話

ひきこもり ヒント 抜け出す 体験記

ここからは、乗り越えた今だからこそ思えることです。何かのヒントにして頂けたらと思います。

出来たこと(ここに注目し大きくしていくことが望ましいです)
  • 少しの家事はできた(させられていた)
  • ごくごくたまにする家族との談笑
  • 興味あるゲームをする
出来なかったこと(ここに囚われすぎないことが大切です)
  • 依存してしまっているゲームをやめる
  • 外に出かける
  • 将来のことを考える
  • 仕事を探す
  • 規則正しい生活を送る
したほうが良かったこと
  • 家の中で役割を持つ
  • 身だしなみを整える
  • 家族との会話(関係)を大切にする
しないほうが良かったこと
  • 家族に当たり散らす
  • ネット検索のしすぎ(不安が増しただけ)

ゲームは依存状態となってしまいましたが、実はゲームを通して「何かに興味を持つ」きっかけにもなりました。

マイクラ、ひきこもり、穏やか、創作

例えば「マイクラ」などの比較的穏やかなゲーム性で、創造性があるゲーム。それで遊んでいるときの私は、とても穏やかで楽しそうだったと家族は語ります。

そんな「マイクラ」から園芸に興味を持ったり、YouTubeで動画配信してみたいと、外の世界に興味を示すようになっていったのです。そして「インターネットの世界でできる在宅ワーク」という仕事に繋がっていくことになります。

「ひきこもってゲームなんてとんでもない!」家族がそう思ってゲームを取り上げていたら、今の私はなかったかもしれません。最悪の場合、関係がこじれていた可能性があります。

また、家事も非常にやって良かったと思っています。言い方は悪いですが、無理やりやらされていた家事のおかげで、家の中に私の役割が残されました。

それが人間らしさを維持させたと思っています。

「苦しかったら何もしなくていい」という対応をされていたら、本当に何もできない人間になっていたでしょう。

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まとめ

ひきこもり、家族、支援、疲れ、うつ

中期の段階は、家族の疲弊や焦燥感がピークになってくる頃だと思います。

長期化していく可能性もあるので、家族が倒れないようにすることも大切なポイントとなります。具体的な対策としては以下のような方法があります。

  • 適切な距離を取る(放っておかれたほうが楽なこともある)
  • 家族は外に出て自分だけの時間を持つ
  • 家族がひきこもっていることを、誰かに相談する

ひきこもり中期は1番長い期間となります。焦らず、ご本人との関係構築に重点を置きながら、「時を待つ」という姿勢も大切に思えます。

次回はひきこもり後期編です。抜け出す直前の状態ですが、ここも山あり谷ありです。

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