ひきこもり経験者で発達障害持ちのライター、くまたろうです。私は過去、様々なブラック企業を渡り歩いてきました。中には3ヶ月に休みが1日。会社泊は当たり前。そんな世界も経験してきました。そして憧れのホワイト企業に転職します。
大前提として、カレンダー通りに休みがあることは恵まれていたなと思います。しかし、そんなホワイト企業ならではの苦しさがあったのも事実です。
今回は、ホワイト企業に入って見事に落ちた落とし穴3選をご紹介します。ぜひ、仕事選びの参考にしていただけたらと思います。
はじめに
仕事において、カレンダー通りの休みがあることは一般的には良いこととされます。しかし、実際にはホワイト企業であっても、苦しさがあることを知っておく必要があります。この記事では、ホワイト企業で働く中で経験した苦しさについて、3つのポイントを紹介します。
土日や大型連休は気が滅入る
一番辛かったのは、休みの日に気が滅入ることです。連休が待ち遠しいと思っていたのに、実際に休みに入ると次の出勤日を考えると苦痛すぎて気が滅入ってしまうことがありました。そのため、趣味やリフレッシュすることができず、ストレスがたまってしまいました。
ブラック企業だと休日は思考する余裕もありません。私の場合はひたすらに寝ていました。ホワイト企業に転職し、適正な労働時間になると、悪いことを考える時間が増えてしまったのです。
このような状況に陥ると、心身ともに健康に悪影響を及ぼす可能性があります。特に、休日に十分にリフレッシュできないと、疲労感が蓄積して、長期的には病気やうつ病のリスクが高くなることがあります。これは、ホワイト企業であっても、注意が必要なポイントです。
労働量に対する印象が異なる
ホワイト企業では、労働量が多い人ほど仕事ができない印象が持たれることがあります。これは、ホワイト企業が効率や成果至上主義であることが多いためです。
一方で、ブラック企業では、休んでいないことや、休日出勤、タイムカードを打刻してから残業することが賞賛される風潮があります。私自身は、脳筋で働いていたため、頭を使って働くことが求められるホワイトカラーの世界で困惑してしまいました。
このような状況に陥ると、結果を出せない度にストレスがたまり、心身の健康に悪影響を及ぼすことがあります。また、成果至上主義の風潮が強い場合は、仕事以外のことに時間を割けなくなり、人間関係が希薄になってしまうこともあるため、注意が必要です。
デスクワークの向き不向き
ホワイト企業でのデスクワークは、綺麗なオフィスで快適な空間であるとイメージしていました。しかし、実際には毎日同じ場所で同じ作業をすることで、ストレスがたまってしまうことがあります。また、人間関係が悪ければ、逃げ場のない環境になってしまい、イジメに近い状況になることもあります。
私自身は、学校でいじめられた経験があるため、このような環境になると居場所がなくなってしまうことが苦痛でした。当時の私は社内に居場所がなく、よくトイレに逃げ込んでいました。
また、デスクワークは長時間同じ姿勢で作業をすることが多いため、肩こりや腰痛、目の疲れなどの健康上の問題が発生することがあります。また、同じ作業を繰り返すことで、モチベーションが下がり、仕事に対する意欲が低下してしまうことがあります。
接客業などのサービス業でも同じ作業の繰り返しはあります。例えばレジや調理の仕事がそれにあたります。しかし、ピークタイムとなるとあっという間に時間が過ぎ去っていく感覚があります。これがデスクワークになると時間の感覚は遅くなります。「これだけの作業をやったのにまだ30分?」ということもしばしばありました。
まとめ
ホワイト企業で働くことは、ブラック企業に比べれば充実した環境であることは間違いありません。しかし、休みの日に気が滅入ってしまったり、成果至上主義の世界で戸惑ってしまったり、デスクワークの向き不向きを感じることもあるため、事前に知っておくことが大切です。
憧れのホワイトカラーの世界に飛び込んだはいいが、予想もしなかった落ちし穴が待ち構えていた。こんなことが起きないように、自分に合った働き方を普段から考えて置くことが大切です。働く上で何と一番大切にするか?何に一番苦痛を感じるか?今回紹介したポイントを参考にしてみてください。
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