今回は Velja という Mac のアプリをご紹介します。このアプリは、デフォルトとサブのブラウザ間の切り替えや、特定のURLを開くブラウザの切り換えを可能にするブラウザスイッチャーで、Safari、Chrome、Firefoxなどを簡単に切り替えられるようにつくられています。
Veljaとは
このアプリを使えば、特定のURLを開くブラウザをドメインごとに割り当てることが可能です。例えば、Safari をメインブラウザとして使用しながら、Google Meet のリンクは Chrome で開く、Figma.com へのリンクは直接 Figma のデスクトップアプリで開く、社内ウェブサイトへのリンクは Firefox で開く、Zoom のミーティング招待を直接デスクトップの Zoom アプリで開くといったことが可能です。
Velja を Mac のシステム設定で「デフォルトのWebブラウザ」に設定することで以下の3つの機能を利用できます。
ブラウザ切替
Google などのアカウントをプライベートとビジネスで使い分けている人々にとっては、Velja がブラウザを簡単に切り替えてくれる機能は大変便利です。設定しておけば、通常はメインブラウザでリンクを開いて、FN キーを押しながらリンクをクリックするとサブブラウザでリンクを開くことが可能となります。
Webサービス
リモート 会議アプリの Zoom や Google Meet、SNS では Instagram、Facebook、Messanger などのリンクを各社がリリースしているアプリや。Webアプリとして開いたり、ブラウザで開くも可能です。
カスタムルール
Google のサービスのリンクは Chrome で、Apple のサービスのリンクは Safari で開きたい場合など、ドメイン別に開くブラウザを設定できます。この設定はデフォルトブラウザとは関係なく、指定したブラウザでリンクが開かれます。さらに詳細には、サブドメイン、URLに含まれる文字列、正規表現を利用したルールも設定可能です。
Velja は Mac App Store の以下のページで無料で公開されています。興味のある方はぜひ試してみてください。
