うちの子、なんだか落ち着きがないな
とても明るいけど、うっかりや忘れ物が多いわ
すごく集中できるときもあるけど、飽き性なんだよなぁ
普通に生活しているけど、『ちょっと困りごとがある』と感じたことありませんか?
これから説明する5つの特徴が当てはまったら、発達障害、ADHDかもしれません。
ADHD、発達障害だからといって、将来が閉ざされてしまうわけではありません。
逆に、その特性を理解すると、将来、類まれなる才能が開花する可能性を大いに秘めています。
この記事は、発達障害とグレーの子3人を育てながら、障害者施設で働くママが、ADHDの特徴をわかりやすくお伝えします。
この記事を最後まで読めば、お子さんの強みを見つけるきっかけになり、将来の可能性を引き出せるようになります。
(アイキャッチ画像出典元:https://www.kango-roo.com)
特徴1:色々なものに目移りする
『いろいろなものに目移りする』
ADHDの中で多動の特徴がこれです。
何か始めても、他のものが目に入ったり、耳に入るとすぐにそっちへ。
今までやっていたことはすぐに忘れてしまいます。
興味が尽きず、常に新しいことを求めています。
一緒にいると、色々な体験をできるので、周囲の人もとても楽しいです。
特徴2:ぴょんぴょん跳ねている
子どもがうれしくて、『ぴょんぴょん跳ねている』のって、めちゃかわいいですよね。
ADHDは、感情表現が豊かで、全身で表現するので、小学生になってもこの傾向が続きます。
明るい性格の子が多く、周囲からも好かれますが、不思議な子というイメージになることもあります。
本人が『自分は宇宙人かも!?』と思っていることも多いです。
大きくなっても子供心を持っていることは、強みにもなりますね。
特徴3:忘れもの、なくしものが多い
ADHDは、ワーキングメモリーが弱く、一時的な記憶が難しいです。
普通の人も忘れ物はしますが、その頻度が違います。
本人は、『どうしてみんなは忘れ物しないんだろう❓』と
不思議に思っています。
メモをしてもメモしたことを忘れるので、メモを携帯することが習慣になると忘れ物を減らすことができます。
特徴4:片付けられない
どうして片付けられないのかしら?
- 空間認知が苦手でスペースをうまく活用できない
- 脳内多動、衝動性があるため、集中できない
- 段取りが苦手で進められない
特徴5:しゃべりすぎる
相手が話している途中でも、頭に色々浮かんでしまうので、かぶせてしゃべりだしてしまいます。
思ったことをあまり考えずに言ってしまうことも多いです。
臆せずに話が出来て、日常からアウトプットが多いので、自然と会話スキルが磨かれるのは、ADHDのメリットです。
まとめ
ADHDは、生まれつきの脳の機能障害であり、発達が3年くらい遅れているとされ、多動性、衝動性は、11歳をすぎると落ち着いてきます。
不注意は、生活を工夫することで軽減できます。
日本ではネガティブに捉えられがちですが、ADHDは、普通の人と違うところが強みになるのです。
周囲の理解や支援の環境で、自己肯定感が高くなるか、低くなるかに影響します。
もし、5つの特性が当てはまったら、教育、医療、福祉を利用して、子どもをサポートしていきましょう。
ADHDの子は、素晴らしい可能性を秘めています。
最後までお読みいただきありがとうございます。