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【知的障害の子ども】を育てる親、たった1つの願いとは?

育児xいくじxIKUJI
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お子さんに知的障害があるとわかったとき、きっと将来への不安で胸がいいっぱいになったでしょう。

私も、「なぜ?」「どうして?」「これからどうすれば?」という思いばかり。

涙で全く前が見えませんでした。

でも、子どもの障害を受け入れられたとき、たった1つの願いは、「子供の自立」でした。

健常児でも、障害児でも、子どもは成長したら、親元から離れて社会の中で生きていくことが大切です。

医療も発達して、数十年前までダウン症の方の平均寿命は、20歳程度でしたが、2023年現在の情報だと60歳程度にまでなっています。

親亡きあと、子どもが社会で幸せに生活できるようにと願うのは自然なことです。

この記事は、知的障害の子をイキイキ育てる障害者支援員ママが、

《障害があるからこそ、身につけるべき必要なスキル7つ》

を紹介します。

この記事を読めば、今までモヤモヤしていた気持ちが晴れて、目指すべき今後の目標が明確になります。

お子さんに障害があっても、泣いて、笑って、実りある人生のサポートをしていきましょう。

(アイキャッチ画像出典元:https://tokyowangan-law.com)

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1⃣健康な身体と体力

(画像出典元:https://hara-kodomo.com)

言う事を聞いてくれないから、お菓子を交換条件にしていませんか?

長男の友人で、中学1年で一緒に入学したクラスメイトは、90キロ。

トイレでおしりに手が届かないので、拭くことが出来ませんでした。

入学後、寮生活でダイエットが成功して30キロ痩せると、一人でトイレに行けるようになりました。

病気になりにくく、元気で体力がある身体作りは、健常者でも障害者でも幸せの必須条件です。

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2⃣自分の思いを伝えられる(コミュニケーションがとれる)

障害者施設で支援していると、

《食が細くて食べきれなくても》《失禁していても》《利用者同士で喧嘩しても》

困った顔をしながら、

『大丈夫です!!』

と答える方がいます。

本当に大丈夫でしょうか?

困ったときに周囲に助けを求めることが出来るスキル、必要です。

(画像出典元:https://threestardesign.com)

一方で、冷静になれば会話ができるのに、いつも怒っていて、『バカなんだよ!!』『ダメだって!!』と言ってる人。

コミュニケーションがとれて、周りの人に支援してもらいながらも、問題解決できないと社会の中で生きづらさを感じてしまうでしょう。

3⃣食事、活動、入浴、睡眠の自立

(画像出典元:https://stock.adobe.com)

食事、活動、入浴、睡眠は、生活リズムを整えて健康に暮らすために必要です。

1人暮らしでは、自立できていることがもちろん、共同生活でも、決められた時間に支援員さんに協力してもらいながらできる必要があります。

4⃣サポートを受けて、感謝の気持ちを持てる

(画像出典元:https://tegakisozai.com)

日本は、障害者福祉がとても充実しています。

居宅介護、グループホーム、障害者施設等利用して生活することができます。

『食事どうぞ』と言われても無言。

『おはようございます』というとそっぽを向いて、無視。

布団を直してほしいときは、『○○さん、ふとん!!!』(お願いしますと言えない)

『お金もらってるんだから、やって当たり前ですよね』(保護者の方より)

支援員も人なので、毎日毎日このような態度の方へ、にこにこ優しく天使のように接することは難しくなるでしょう。

障害があっても健常者でも、感謝の気持ちを持って、愛想よく振る舞うことは、結果的に自分に返ってくるものです。

5⃣お金の概念をもつ(簡単な買い物ができる)

(https://www.fumira.jp)

何かが欲しい、サービスを受ける、時には、お金がかかるという概念の理解が必要です。

子どもの時に、すべて親がやってくれると、やってもらうのが当たり前、欲しいものは勝手に用意されると思ってしまいます。

お金を使うことは、社会で生きることにつながります。

6⃣できることは自分でやろうとする意欲

(画像出典元:https://lelabo.co.jp)

知的障害でも、やらせてみるとできることはかなり多くあります。

うちの中2の長男は、IQ48ですが、一人で電車を乗り継いで片道2時間の学校へ通いますし、食器洗いは、誰よりもきれいに行います。

(シンクはびしょびしょになりますが)

多少のサポートは必要になっても、出来ることはどんどん褒めてやらせてみましょう。

この時に必ず「ありがとう」と伝えることが大切です。

7⃣自由時間を過ごせる趣味

(画像出典元:https://firststyle.jp)

子どもの時は、親がいつも一緒に遊んでも、だんだんと一人の時間も増えてきます。

一人の時間を過ごせないと、周りにちょっかいを出したり、かまってちゃんになります。

施設でも、天候など急な予定変更で時間が余った時に、一人で過ごせず不穏になる方が多いですが、一つでも好きなことがあると生活が豊かになりますね。

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まとめ

知的障害があって、できないことがあっても、日々の生活でできるようになることはたくさんあります。

特に知的障害の子は、素直でまじめな性格であることが多いので、丁寧に繰り返し一緒に行うとスキルがどんどん身につきます。

《障害があるからこそ、身につけるべき必要なスキル7つ》

  1. 健康な身体と体力
  2. 自分の思いを伝えられる
  3. 食事、活動、入浴、睡眠の自立
  4. 社会からサポートを受けて感謝の気持ちを持てる
  5. お金の概念を持つ
  6. できることは自分でやろうとする意欲
  7. 自由時間を過ごせる趣味
『出来ない』とあきらめず、可能性を信じて一緒にチャレンジしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

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この記事を書いた人

3人の個性的な子供を育てる現役介護士です。
誰もが知っているトーマス・エジソン。
彼は、小学校をわずか3カ月で落ちこぼれました。
その後、彼を世界的な天才に育てたのは、母ナンシーでした。
そんなナンシーを目標に、楽しく学びの日々をすごしています。

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