【Tips】Macのターミナルでの空白文字の入ってるファイルなどを扱う

ITライフハック

2023.10.19

この記事は約2分で読めます。

Mac のターミナルで作業をしていると、ディレクトリやファイル名に空白文字（半角スペース）が含まれていることがあり、そういった時にトラブルがおこることがあります。この記事では、そういった問題を避けるための方法をご紹介します。

空白文字とは

ターミナルでは、半角スペースはコマンドの区切りとして認識されるため、ディレクトリ名やファイル名に空白文字が含まれると、エラーが発生します。

例えば、以下のようなコマンドを実行すると。

cd /Library/Keyboard Layouts

このコマンドを実行すると、次のエラーが表示されます。

cd: string not in pwd: /Library/Keyboard

これは、空白文字を区切り文字と認識と認識しているために起こります。

クォテーションを使用する
ディレクトリやファイル名をシングル「’」またはダブル「”」のクォテーションで囲むことで、空白文字を無視して認識することができます。
以下のどれでも認識されます。
```
cd "/Library/Keyboard Layouts"
cd '/Library/Keyboard Layouts'
cd /Library/"Keyboard Layouts"
cd /Library/'Keyboard Layouts'
```
バックスラッシュでエスケープ
半角スペースの前にバックスラッシュ（\）を追加してエスケープする方法もあります。
```
cd /Library/Keyboard\ Layouts
```
日本語キーボードでは、バックスラッシュは「option（⌥）+ ¥」で入力できます。

以上、Macのターミナルでの空白文字対応方法でした。スムーズにターミナル作業でエラーが出た時に、これらの方法を活用してください。

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