「隙間時間を給与に」
…という感じと橋本環奈を押し出して台頭したタイミー(Timee)。
そもそもの設定がナイスですので、利用者がめっちゃ増えました。
利用者が学生が中心・・・というわけでもなく、どうやらさまざまな世代が利用しているようです。
働けば働くほどお金になり、それが簡単に自身の口座に振り込まれるという気軽さがあります。
私も若い時は借金をしたり、遊び金欲しさに会社から先払いしてもらったこともありますし、もっと頻繁に給料日があればなぁなんて思っていましたが、それらが現実になったようです。
しかも単発雇用なので余計な人間関係に縛られる必要がない!
これが大きいのかもしれませんね。面倒な人間関係を気にせず黙々と仕事ができる。
ただメリットの享受に比べて、デメリットも目立ってやしませんか?
「その時だけ」の関係性なので、働きに行っても自分の名前で呼んでもらえず「タイミーさん」と呼ばれるとか。
「どうせ日雇いなんでしょ」みたいに蔑んだ言葉を言われたなど、経験談をよく聞きます。
「一人の人」として見てもらえない。
厳しい世界
また、時間が守れないとか約束を守るのが苦手な人には厳しいペナルティがあるようです。
仕事キャンセルによってアプリが使えなくなってしまう(ペナルティポイントの加算
人気のある仕事はすぐに埋まってしまう
良い仕事は成績の良い人にだけ割り当てられる
いいですねー。なかなかの差別感がありますねー。
これが営利ってもんですね(営利企業は営利的な活動をしないと擦られ続けます)。
ただ一番大きいのが
雇用なのに労災保険に入れていない
ってとこなのかなと個人的に思います。
それが原因なのでしょうか。通勤に自動車を使ってはいけないんですよね。
GbyGには雇用関連に詳しい人もいるので聞いてみたら、
なんていうのか、タイミーはいわば、日雇いの仕事みたいなものじゃないですか。
でも例えば大阪の西成とか、ああいうとこも日雇いで建設関係の労働とかありますが、自分の労働態度が悪いと次から業者から声かけてもらえなくなったりするから基本まじめに働いておられて、それで業者とも信頼関係で関係を続けて…という世界があったと思うんですよ。
それが、西成の世界(他の地域にもありますが。決して差別的に言っているわけではなくて例えばの比喩として言っています)より、ひどくなってきているんじゃないかと思うんだよね。
生活保護を申請したくないという気持ちを醸成する、今の日本の実態(受給は恥、とか受給者を非難する意見がのうのうとのさばっている)も問題ですよね。