スポンサーリンク

HSP派遣社員が経験した重症妊娠悪阻 ~つわり退職とその後~ ④産休・育休を取得した先輩派遣社員の事例(後編)

妊婦ビジネス エール 働く-Work
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク
当ページはプロモーションが含まれています

 

3弾では、派遣社員の先輩が妊娠初期のつわりに苦しみながらも、テレワークでなんとか業務を継続されていたことについて書きました👇

 今回は、派遣社員の先輩が産休・育休を取得された事例についての完結編となります! 

スポンサーリンク

自分の妊娠についても考え始めた

先輩のつわりは妊娠中期に差し掛かる頃には落ち着いてきて、徐々に出社される日も増えていきました。

先輩と私は同じ方面の電車で通勤していましたが、特に平日の通勤時間帯は利用客が多く、座れないことが多かったです。

そのため、つわりが落ち着いても、大きなおなかでの通勤はしんどかったそうです。

先輩の様子を間近で見て、妊娠しながら働くのってこんなに大変なんだな…!とイメージを膨らますことができました。

電車の中で妊婦に席を譲る男性

というのもちょうどこの頃、自分自身の妊娠について考え始めた時期でした。

私は卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)という病気を経験しています。

卵巣内に腫瘍が発生し、卵巣が通常の約2.5倍の大きさに膨れ上がっていました。

病気が発覚した際、「もし今妊娠していたら、卵巣に子宮が圧迫されて流産になっていた可能性が高い」と医師から告げられました。

手術を含む治療がひと段落し、医師からは「卵巣嚢腫は再発する可能性が非常に高い病気。計画的な妊活を」とアドバイスを受けていました。

※ご興味持たれた方、全6回にわたり卵巣嚢腫の体験記を書いています!

下記は第1回のリンクです。よろしければご一読ください👇

 

スポンサーリンク

先輩からのエール「派遣でも産休・育休とれる!」

妊娠後期を迎えた先輩から、産休を見据えて後任の方へ引継ぎが始まりました。

先輩には自分の病気のことを含めて、将来の家族計画について相談に乗ってもらっていて、

派遣先の心強い存在がおられなくなるのか…と寂しく感じ始めていました。

そして、先輩が産休に入る直前に、心強いエールをくれました。

「妊娠中、特につわりでつらい時、支えてくれて本当にありがとう!

 私が伝えたいのは、派遣社員でも産休は取れるっていうこと!

 自分が産休に入っても、いつでも相談に乗るからね!」

 

こうして、産前休業6週間+有給消化のため、妊娠32週の時から休業に入られました。 

先輩が妊娠される以前は、法律上派遣社員でも産休・育休を取得できると知っていましたが、

「実際のところ更新終了せざるを得なくなったりするのかなあ?」と疑問に思っていました。

しかし、つわりに苦しみながらも業務されていた姿にとても勇気づけられ、

「自分も妊娠したら産休・育休を取得できるよう頑張りたい!」と考えるようになりました。

 

「正社員にならないか?」メリットとデメリット

首をかしげる男女

先輩が産休に入って以降、心細い日々が続きましたが、だんだんと業務に慣れていきました。

そんな頃、派遣先責任者から「正社員にならないか?」との話を受けました。

私は産休代替の派遣社員で、該当正社員の復帰と共に契約満了になるという認識でいたので、とても驚きました。

 

メリットとして思い浮かんだのは以下2点です。

  • 雇用が安定する!

派遣の雇用契約は3か月更新だったので、更新時期が近づくとなんとなくそわそわしていました。

また、マイホームの購入等においても社会的信用が高いというのも利点だなと思いました。

 

  • 賞与や退職金を受け取れて年収アップが見込める!

派遣先では正社員と行う業務は同じ、残業も同じほどしていたので、賞与うらやましい!!と常々思っていました。

実際のところ「正社員になったら賞与も受け取れるし、ぜひ検討してみて」と派遣先責任者からも言われていました。

また時給制から月給制に変わることで、月々の稼働日数によって収入が変動することもなくなり、年収アップにつながのも大きなメリットでした。

 

デメリットとして思い浮かんだのは以下3点です。

  • 人間関係で悩むこと増えそう?

無期正社員雇用になると、基本的には同じメンバーと働き続けないといけないのか……という点が一番ネックでした。

3弾でふれた、同僚である正社員のマタハラ発言、派遣先責任者への不信感等、なんとなく引っかかる部分がありました。

 

  • 正社員でなくても産休・育休とれる!!

ちょうど自分の妊娠について考え始めた時期で、正社員になってすぐに妊娠するというのは周りの目が気になるよな……と感じていました。

また、派遣先の社内規定で「産休取得は、最低1年勤続してから」と定められていました。

実際、派遣社員の先輩が産休・育休を取得した様子を間近で見ていたので、「妊娠にあたっては正社員にこだわる必要性はないかも」と考えました。

(子供を保育園に預ける際は、正社員の方が有利になる自治体もあるかもしれませんが…。

保活については、この時点であまり頭にありませんでした💦)

 

  • 転勤妻は派遣の方が融通ききやすい?

自分が転勤妻であることは派遣先で話していたのですが、

「正社員になってから旦那さんの転勤があったら、はなさくさんも同じエリアに異動できないか便宜を図ることも可能だよ」と派遣先責任者に言われました。

ただ、実際そうなった時、異動先に人員の空きがあるのか?異動先の業務がやりたくないことだったら?等、心配に感じる点が多々ありました。

 

メリット・デメリットを考えた結果、「正社員にはならない」と決め、派遣先からの申し出を断りました。

 

次回、いよいよ自分が妊娠した際に経験した重症妊娠悪阻について書いていきます!

created by Rinker
¥1,617 (2024/12/12 23:10:16時点 Amazon調べ-詳細)
タイトルとURLをコピーしました