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【ブライダル業界経験者が伝える】衣装決定と試着時のチェックポイント

ドレスショップと後ろ姿の女性 ライフワーク
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ブライダル業界10年になる、ウェディングプランナーreiです。結婚式は人生の大きなイベントであるがゆえに、準備段階においては、なるべく失敗は避けたいものです。

私は、結婚式の衣装を扱っているレンタルショップで勤務していました。
たくさんある衣装の中から1点に選ぶのは、とても楽しいのですが時間がかかるとだんだん大変になってきます。

衣装選びする時に知っておくと良いポイントがあるので、皆さんがなかなか普段知ることの無い事情も含めて、今回はそのポイントを紹介したいと思います。

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衣装選びの流れ

ウェディングドレス

結婚式の準備で一番初めにするのが衣装選びです。

結婚式は基本的に1年前くらいから決めることができるので、早い方で1年前から試着をします。

衣装はレンタルが多くなっており、全て1点物です。オーダーのお店とは違い、1つのデザインに全てのサイズが用意されているわけではありません。
自分が気に入った衣装でも、サイズが大きいと余計なところにシワが入ってしまい、綺麗に着ることができないので、気に入ったデザインでサイズが合っている衣装を試着しながら選んでいきます。

流れとしては、式用の衣装、お色直しの衣装を選んで、ご新婦様の衣装が決まったらご新郎様の衣装を選びます。ご新婦様の衣装がなかなか決まらないとご新郎様の衣装合わせへと進められないことがあるので、悩んでしまいますが決めるタイミングも大切です。

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試着するのにおすすめの時期

ウェディングドレスとブーケ

レンタルドレスショップでは、店頭に並んでいる衣装をメンテナンス・クリーニングして結婚式当日に用意します。
衣装室には常に全てのドレスが置いてあるわけではなく、試着に来店した日の結婚式に使用されているドレスは店頭にない状態です。またメンテナンス・クリーニングに出ている衣装もあります。店舗数が多い衣装室は店舗間で衣装の貸し借りをしていることがあるので、他の店舗の試着に貸し出していることがあります。

結婚式場でおこなうブライダルフェアに衣装を持って行ってしまっていることもあります。
一回の来店で在庫の全ての衣装が見ることができたら良いのですが、これらの理由で店頭にない衣装もあるのです。
そのため、なるべく多くの衣装を見ることができる時期を選ぶと良いでしょう。

結婚式のトップシーズンである10月11月は店頭の衣装が品薄になる時期です。他の月ですと5月、9月も結婚式が多くなっています。

試着するのであれば夏のオフシーズンである7月、8月、冬のオフシーズンである1月、2月がおすすめです。
このオフシーズンの時期は、比較的衣装が店頭に置いてある時期です。

それでも全ての衣装があるわけではないので、衣装スタッフに自分の好みを伝え店頭にない衣装で希望に合う衣装がないか、あればその写真があるか確認してみると良いでしょう。

その衣装が気に入れば、衣装が店頭にある日を調べてくれるので、試着に改めて来店することもできます。そうすれば何度も来店する必要がなく、多くても2回の来店でだいたいの衣装を見ることができるのです。

何度も何度も来店するのは大変ですし、前回試着した衣装の印象が薄れていってしまいます。
運命の1着を見逃さないように、たくさんの衣装が店頭にある時期を狙って来店の予約をしてみてください!

衣装を決めるタイミング

新郎新婦の後ろ姿

お二人の衣装選びの流れとして、気にかけて欲しいポイントがあります。

それはご新郎様の衣装選びです。

どうしても女性の衣装がメインになりがちですが、女性の衣装がなかなか決まらないとご新郎様の衣装もなかなか決まりません。それはご新婦様の衣装の色合いなどと合わせてご新郎様の衣装もコーディネートするためです。

例えば、ご新郎様とご新婦様の衣装が白のタキシードとウエディングドレスだったとします。
白と白なので、問題ないように感じますが白には、「ホワイト」「オフホワイト」「アイボリー」の3色があります。

ご新婦様がアイボリーのウエディングドレスの時、ご新郎様が真っ白なホワイトのタキシードですと、ご新郎様の白のほうが際立ってしまうことがあります。お二人が並んだ時のバランスがとても大切です。

そのため、先にご新婦様に衣装を決めてもらい、その色合いやテイストに合わせてご新郎様にも選んでもらいます。

また、ご新婦様がウエディングドレス、カラードレスを着用して、ご新郎様は1着のみということも多いです。その場合はカラードレスとの色合いとも合わせる必要があります。
色合いを合わせる場合は、ベストやチーフ、タイなどに同じような色を入れてコーディネートしていきます。これらのように、お二人の色味やバランスを考えることも大切なため、ご新郎様の衣装選びが最後になることがあるのです。

ご新郎様の衣装もご新婦様と同じようにレンタルになりますので、サイズ合わせも重要なポイントになります。
パンツ丈はお直しをすることができますが、肩幅やウエスト周りのシルエットを変えることはできないので、サイズが合っていないと綺麗なラインを出すことができません。

特に肩幅は男性的な綺麗なラインを出すには重要なポイントです。綺麗に着用するためにも自分に合った衣装を選べると良いでしょう。
ご新郎様の衣装も決めるのが遅くなると、ご新郎様の選べる衣装も限られてきてしまいます。
2人とも自分の気に入った衣装を着られるように決めるタイミングを考えると良いでしょう。

まとめ

結婚式のトップシーズンは衣装もその分使用されている時期です。
店頭になるべく衣装がある時期に来店して、いろいろな衣装を見られると良いでしょう。

衣装は全て1点物です。決めるタイミングを逃してしまうと気に入った衣装が、他の人に借りられてしまうこともありますし、ご新郎様の衣装も限られてきてしまいます。

2人とも気に入った衣装を着て結婚式を挙げられるように、試着の時期、決めるタイミングを気にかけてもらえると良いでしょう。

ライフワーク
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この記事を書いた人
rei

ブライダル業界で10年間勤務していました。
婚礼衣装のレンタルショップ
ウエディングプランナー
列席の着付け
花嫁の介添え
色々な仕事を経験しお二人をサポートしてきました。

ブライダル専門学校で衣装の講師
ヘアメイクスタッフへの衣装研修
教えることを経験して成長していく人の手助けができることにやりがいを感じました。

子どもに障害があり今まで知らなかったこと、新しい経験を通して小さな成長を喜び一緒に成長していくことを知りました。

色々な経験から感じたことを伝えてきけたらと思っています。

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