【Mac】Office 2021 for Macは2026年10月13日に終了|自分のMacは大丈夫か、5分で確かめる

【Mac】Office 2021 for Macは2026年10月13日に終了|自分のMacは大丈夫か、5分で確かめる ITライフハック
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Macで Word や Excel を使っている方へ。2026年10月13日に、Office 2021 for Mac のサポートが終わります。あと2か月半です。

ただ、Macの場合は話がそれだけで終わりません。2026年7月には、すでに一部の環境で Office が「ファイルを開けるけれど編集できない」状態になりました。サポート終了の前に、別の理由で使えなくなった人が出ています。

この記事では、自分のMacが安全なのか、何を確かめればいいのかを順番に整理します。そして最後に、この秋に出る macOS 27 で Office がどうなるのかを、ベータ版で実際に確かめた結果を載せます。

なお、Windows版の入れ替えについてはこちらの記事にまとまっています。Windowsをお使いの方はそちらをどうぞ。


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押さえておく日付は3つ

まず全体像です。Mac版のOfficeには、期限が3つあります。

製品 サポート終了日 状況
Office 2019 for Mac 2023年10月10日 終了済み。加えて2026年7月に閲覧専用へ
Office 2021 for Mac 2026年10月13日 あと2か月半
Office 2024 for Mac 2029年10月9日 現行。Apple Silicon専用

買い切り版のOfficeは、発売からおよそ5年でサポートが終わります。延長サポートはありません。Office 2024 を今から買っても、使えるのは2029年秋までということです。ここは買い替えを考えるときの判断材料になります。

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手順1:自分が使っているOfficeを確かめる

まず、自分のMacに入っているのがどれなのかを確認します。Excel でも Word でもいいので起動して、メニューバーから「Excel について」を開いてください。

バージョン番号と、その下に「ライセンス」の行が出ます。ここに for Mac 2021for Mac 2024 と書かれていれば買い切り版です。Microsoft 365(サブスクリプション)を使っている場合は、その旨が表示されます。

ここで注意したいのが、Microsoft 365 を使っているから安心、とは限らないことです。サブスクリプションであっても、実際にインストールされているアプリの中身は Office 2019 相当・2021相当・2024相当のいずれかです。7月に困った人の中には、Microsoft 365 の契約者も含まれていました。

手順2:macOSのバージョンを確かめる

次に、Mac本体のOSを見ます。画面左上のアップルマークから「このMacについて」を開くと、バージョンが出ます。

名前で言われてもピンとこない、という方のために並べておきます。

名称 バージョン 登場
Big Sur macOS 11 2020年11月
Monterey macOS 12 2021年10月
Ventura macOS 13 2022年10月
Sonoma macOS 14 2023年9月
Sequoia macOS 15 2024年9月
Tahoe macOS 26 2025年9月
Golden Gate macOS 27 2026年秋(予定)

手順3:組み合わせで判定する

ここが本題です。Mac版のOfficeは、Officeのバージョンだけでも、macOSのバージョンだけでも決まりません。両方の組み合わせで決まります。

2026年7月以降、Microsoft 365 の Office for Mac が問題なく使えるのは、Sonoma・Sequoia・Tahoe の3世代です。それより前のmacOSでは、閲覧専用モードになるか、動かすために対処が必要になります。Monterey と Ventura については、Officeのバージョンを下げることで使える場合があります。Big Sur 以前は、実質的に厳しいと考えたほうがよさそうです。

この7月の一件については、実際に業務で踏んで、その日のうちに解決までたどり着いた方の詳しい記録があります。バージョンを下げる具体的な手順まで書かれているので、いま困っている方は株式会社エー・エム・ティーさんのこの記事を読むのが早いです。この記事の日付や対応状況も、そちらを参考にさせていただきました。

整理すると、いま安全なのは「Sonoma以降のmacOS」と「サポート内のOffice」の組み合わせだけです。どちらかが古いと、10月を待たずに問題が出ることがあります。

この秋、macOS 27でどうなるのか

ここからが、この記事でいちばん書きたかったところです。

先ほどの記事の中で、こんな指摘がありました。2026年の秋には macOS 27(Golden Gate)が出る予定なので、そのときに Sonoma が対象から外れる可能性がある、事前に調べておいたほうがいい、と。

Appleは、だいたい最新3世代のmacOSにセキュリティ更新を出しています。今回Microsoftが引いた線(Sonoma・Sequoia・Tahoe)も、ちょうど3世代でした。もしこの考え方が続くなら、macOS 27 が出た秋には、対象が Sequoia・Tahoe・Golden Gate の3つに繰り上がる。つまり Sonoma が外れる可能性があります。

そしてもうひとつ、そもそも新しいmacOSでOfficeがちゃんと動くのか、という不安もあります。

手元に、Golden Gate のベータ版を入れたMacがあります。メインの環境を壊さないよう、内蔵ディスクに別のボリュームを作って、そこにベータを入れてあるものです。そこに Office 2024 for Mac を入れて確かめました。

左がExcelのバージョン情報、右がmacOSのバージョン。 Office 2024 for Mac が macOS 27.0 Beta 上で起動している

結果です。Office 2024 for Mac(Excel 16.111.2)は、macOS 27.0 Beta 4 でインストールも起動も問題ありませんでした。

起動するだけなら、7月に困った人たちのMacでもできていました。あのとき問題だったのは、開けるのに編集できないことです。だから今回いちばん確かめたかったのはそこでした。新しいファイルを作り、セルに文字を入れて、保存する。編集も保存も、普通にできました。閲覧専用を知らせる帯も出ていません。

ベータ版での確認なので、秋の正式版で同じとは限りません。それでも、いま Office 2024 を使っている人が、この秋いきなり使えなくなる可能性は低そうだとは言えます。心配していた方には、ひとまず安心材料になるはずです。

余談ですが、同じ画面には「macOS 28でIntelプロセッサ用アプリの対応は終了します」という予告も出ていました。Office 2024 for Mac はもともと Apple Silicon 専用なので直接は関係ありませんが、Intel Mac を使い続けている方には、また別の期限が近づいています。

で、どうすればいいのか

ここまでを踏まえて、立場ごとに整理します。

Office 2021 for Mac を使っていて、macOSが Sonoma 以降の方。いまは動いています。ただし10月13日でサポートが終わるので、それまでに Office 2024 を買うか、Microsoft 365 に移るかを決めることになります。すぐ使えなくなるわけではありませんが、セキュリティ更新は止まります。

macOSが Ventura 以前の方。こちらのほうが急ぎます。すでに閲覧専用になっている、あるいはこの先なる可能性が高い。macOSを上げられるなら上げるのが王道です。上げられない事情があるなら、Officeのバージョンを下げる暫定対応になります。

Office 2024 for Mac を使っている方。2029年秋まで大丈夫です。ただし Apple Silicon 専用なので、Intel Mac では使えません。

買い替えを迷っている方。買い切りの Office 2024 は2029年秋まで、およそ3年。Microsoft 365 は月額ですが、常に最新版になります。Macを長く使う予定で、macOSも上げていくつもりなら、期限を気にしなくていい後者のほうが結果的に楽かもしれません。ここは使い方しだいです。

次の自分に渡すメモ

今回いちばん学んだのは、Mac版のOfficeは「Officeのバージョン」と「macOSのバージョン」の掛け算で決まるということでした。片方だけ見ていると判断を誤ります。Windows版の感覚で「サポートが切れてもアプリは使える」と思っていると、Macでは閲覧専用になることがある。

だから、年に一度でいいので、この2つを一緒に確認する習慣をつけておくといいと思います。Excelのバージョン情報と、このMacについて。開くだけなら1分もかかりません。

そして次の期限は2026年10月13日です。カレンダーに入れておきましょう。


関連記事:【Windows】Office2024への入れ替え(Office2016と2019のサポート終了に向けて)

確認環境:macOS 27.0 Beta 4(Golden Gate)/ Microsoft Excel for Mac 16.111.2(Office for Mac 2024)。2026年8月時点の情報です。サポート期限は今後変更される可能性があるため、最新の情報はMicrosoftの公式ライフサイクルページでご確認ください。

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