Mac で Web ページなどからテキストをコピーすると、そのテキストが持っている書式や装飾(太字やフォントサイズなど)までコピーされて困ったことはありませんか?
コピーする時に書式や装飾を取り除いて、プレーンテキストとして扱いたい場面は多々あります。そんな時に役立つアプリが「Paste Plain Text」です。今回は、この便利なアプリの紹介と基本的な使い方について詳しく説明します。
アプリの概要
Paste Plain Text は、コピーした任意のテキストから書式や装飾を取り除いて自動的にプレーンテキストに変換するシンプルなMac アプリです。
装飾やスタイリングがないテキストを、好きなアプリに簡単にコピー&ペーストすることができます。
インストール
以下の App Store のページからインストールします。
初回起動とアプリの使用
アプリはメニューバーアプリとして機能し、起動時にはウェルカムスクリーンが表示されます。
また、Macの画面上部に Paste Plain Text のメニューバーアイコンが表示されます。アプリを起動し、書式やスタイリングを含むテキストをコピーしてから、任意の場所に貼り付けると、テキストは完全にプレーンになり、書式やスタイリングはすべて削除されます。
設定
デフォルトでは、アプリがバックグラウンドで実行されている限り、コピーしたテキストは自動的にプレーンテキストに変換されます。アプリを終了すると、その機能は完全に無効になります。また、メニューバーのアイコンをクリックして「Automatically clear formatting」のオプションをオンやオフにすることで、書式付きテキストをプレーンテキストに変換するかどうかを選択することができます。
メニューバーのアイコンをクリックして「Preferences…」から、「Start at login」にチェックをすると、ログイン時に自動的にこのアプリが起動し、「Hide welcome window at startup」にチェックすると起動時のウェルカムスクリーンを表示するかどうかを選択できます。
まとめ
「Paste Plain Text」は、装飾やスタイリングを持つテキストをプレーンテキストに変換し、任意のアプリに貼り付ける作業を簡単にできることができる便利なツールです。
メニューバーアプリとして手軽に起動、操作でき、必要に応じて自動変換機能をオン・オフにすることが可能です。これにより、テキストのコピー&ペーストをシンプルかつ効率的に扱うことができます。