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子育てをしながら働くということ

育児xいくじxIKUJI
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新型コロナウイルス感染症が5類に移行してから数か月が経ちました。

5類に引き下げられたものの感染者の数は増えているようです。

また、子どもたちの間ではコロナウイルス以外の感染症もかなり流行しています。

私の子どもが通う保育園では、アデノウイルスの感染が爆発していました。

乳児クラスはほぼ半分の子どもたちが感染、幼児クラスでもちらほらと感染報告が上がっていました。

「うちの子もそろそろ感染するかな…」

なんて思いつつ、

「仕事が立て込んでいるからこのまま何事もなく過ぎればいいな…」

と考えていた矢先、

子どもの身体が熱いことに気付き、体温を測ると38.6℃。

その日は日曜日で、翌日から毎日のようにカンファレンスが入っている週でした。

カンファレンスは出席者複数名の予定を調整した上で設定しているものです。

簡単に「では別日に」と言えるものでもありません。

夫に相談したものの夫も仕事を休める状況になく…。

子育てが始まって4年。

初めてぶち当たる「子育てと仕事の両立問題」でした。

考えた末、私は車で1時間30分の距離に住んでいる実母に手伝いをお願いすることにしました。

母と一緒に住む私の実弟が、母を我が家まで送り届けてくれたので助かりました。

子供はその間にもどんどん熱が高くなり、40℃までいっていました。

その日から実母の助けもありつつの「子どもの看病プラス仕事をこなす日々」が続きました。

昼間はカンファレンスや面談などの相談支援業務。

日中、家にいる間は子どもの世話と家事。

深夜は子どもの熱が高くなるため、ほぼ眠れず…。

正直、うつ病を持つ私にはキツイ日々でした。

結局、子どもはアデノウイルスに感染していて、40℃の熱が5日間続きました。

実母の助けが無ければ、かなり疲弊していたと思います。

「子育てとは1人ではできないことだな」とつくづく実感しました。

きっと子育てだけではありません。

人は、誰かの力を借りて頼りながら生きているのでしょう。

私は子育てを通して「人に頼ること」を覚え、実践できるようになりました。

これからも適度に他者の力を借り、子育てや仕事をこなしていきたいなと思っています。

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