この記事は、freee会計のアフィリエイト広告(PR)を含みます。筆者は、自分の事業の帳簿に freee会計(スタンダードプラン)を使っています。
freee会計の公式ページは、こちらです。
freee会計【freee会計】
![]()
自分は、作ったソフトウェアの有料版を、Stripe という決済サービスで売っています。お客さんがカードで払うと、Stripe に売上がたまり、決まった日に銀行の口座へまとめて入金されます。
最初は、銀行に入ったお金を見て帳簿を付ければいいと思っていました。ところが、それだと売上と手数料が帳簿に正しく出ません。
この記事では、その理由と、freee会計に Stripe の売上を取り込む方法を書きます。
銀行の入金だけで付けると、何がずれるのか
Stripe から銀行に入ってくるのは、売上から手数料を引いた残りです。しかも、何日分かの売上がまとめて入ってきます。
9月3日 売上 3,000円
9月10日 売上 5,000円
手数料(2件分) −288円
────────────────────
10月の入金 7,712円 この入金だけを見て「売上 7,712円」と付けると、次のことが起きます。
- 売上が少なく出る。 本当の売上は8,000円
- 手数料が経費に入らない。 288円は、本来は経費(支払手数料)
- 売上の日がずれる。 売れたのは9月なのに、帳簿では10月になる。年末をまたぐと、売上の年が変わってしまう
確定申告で納める税金の額は、最後はあまり変わらないこともあります。それでも、売上の年がずれるのと、手数料が消えるのは、帳簿として正しくありません。
Stripe を「口座」として考える
考え方を変えると、分かりやすくなりました。
Stripe を、1つの口座だと思えばいいのです。
| できごと | 帳簿での扱い |
|---|---|
| お客さんが払った | Stripe の口座に、売上が入った(売った日に計上) |
| 手数料が引かれた | Stripe の口座から、手数料が出ていった(経費) |
| 銀行に入金された | Stripe の口座から、銀行の口座へお金が移った(売上ではない) |
| 返金した | Stripe の口座から、お金が出ていった(売上を取り消す) |
こうすると、売上は売った日に全額が入り、手数料は経費になり、銀行への入金は「口座から口座への移動」になります。
Stripe を口座として同期する
freee会計では、この考え方がそのまま使えます。Stripe を、同期する口座として登録できるからです。
- freee会計で、口座を新しく登録する画面を開く
- 一覧から Stripe を選ぶ
- Stripe のログイン画面が出るので、ログインして連携を許可する(2段階認証を使っていれば、その確認も)
- 登録が終わると、口座の一覧に Stripe が並ぶ

取り込まれるのは、売上、手数料、返金、銀行への振込、チャージバックなどの調整です。それぞれが別の行で入ってくるので、「自動で経理」の画面で、1行ずつ勘定科目を選んで登録していきます。

自分の画面では、1回の支払いが、次の3つの行に分かれて入ってきました。
- 支払い:お客さんが払った金額。「売上高」と推測される
- Stripe の手数料(processing fees):決済の手数料。「支払手数料」と推測される。海外のカードで払われたときは、両替の手数料(currency conversion fee)も別の行で入る
- 税金 JCT:手数料にかかる消費税。これも「支払手数料」と推測される
freee は、過去に登録した内容や自動登録ルールから、勘定科目と税区分を推測して入れてくれます。ただ、推測は推測です。自分の画面でも、手数料にかかる消費税の行に「課税売上10%」という、売上の税区分が入っていました。登録を押す前に、税区分まで1行ずつ見てください。 迷ったら、freee のヘルプか税理士に確かめるのが確実です。
freee のヘルプによると、対応しているのは Stripe の「Standard」のアカウントです。自分でアカウントを作って直接使っている場合は、たいていこれに当たります。
銀行の口座も同期しているときの、二重計上
ここが、いちばん気をつけるところです。
事業用の銀行口座も freee会計に同期していると、Stripe からの入金が2か所から入ってきます。
- Stripe の口座の側:「銀行へ振り込んだ」(出金)
- 銀行の口座の側:「Stripe から入金があった」(入金)
この2つを、両方とも「売上」として登録してしまうと、売上が二重になります。
正しくは、2つで1つの「口座の間の移動」です。freee会計では、片方を「口座振替」として登録し、もう片方は「無視」にします。
自分は、途中で入金先の銀行口座を変えたので、入金が別々の口座から出てくる期間がありました。こういうときは、どの入金がどの Stripe の振込に当たるかを、日付と金額で1件ずつ合わせます。
まとめ
- Stripe から銀行に入るのは、売上から手数料を引いた残り。入金だけで付けると、売上・手数料・売上の日がずれる
- Stripe を1つの口座だと考えると、分かりやすい
- freee会計なら、Stripe を同期する口座として登録できる。売上・手数料・振込が別々に入ってくる
- 銀行の口座も同期しているときは、入金が2か所から出てくる。片方を口座振替、片方を無視にして、二重に売上にしない
開業したばかりの方は、開業届と青色申告の申請の記事もどうぞ。
開業届と青色申告の申請を、freee から e-Tax で出しました
プランの内容と申し込みは、公式ページで確かめられます。
freee会計【freee会計】
![]()
2026年9月時点の情報です。例の金額は架空です。筆者は税理士ではありません。

