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HSP派遣社員が経験した重症妊娠悪阻 ~つわり退職とその後~ ⑤妊娠1・2ヶ月目

母子手帳とエコー写真 働く-Work
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4弾では、無事に産休に入った派遣社員の先輩から「派遣でも産休・育休とれるからね!!」と心強いエールをもらったことについて書きました👇

 

14弾と前置きが長くなりましたが……

今回からは私自身が経験した妊娠悪阻について書いていきます!

 

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妊娠1ヶ月目

妊娠週数のカウントは、最終月経日の初日を妊娠00日とすることで始まります。

妊娠3週目頃、受精卵が子宮内膜に着床することで、はじめて妊娠が成立となります。

そのため、妊娠1ヶ月目は自覚症状がなくいつもと変わらない日々を過ごしていました。

 

なお、妊活については持病の体験記内で記しておりますので、よろしければご覧ください👇

 

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妊娠2ヶ月目

妊娠4週目

妊娠41日が次の生理予定日でしたが、待てど暮らせど生理が来ず……。

私の生理は28日周期でずれることはほとんどなかったので、

もしかして……?と妊娠検査薬を使って検査してみると、

鮮やかな赤い線が入り陽性判定!!夫と共にとても喜びました★

妊娠検査キット

 

妊娠5週目

妊娠判明の喜びから束の間、喉の痛みから始まり、咳と鼻水が止まらなくなりました。

コロナ?インフルエンザ?妊娠可能性あるけど服用できる薬あるのかな…?

と、ドキドキしながら近所の内科に行きましたが、診断結果は風邪

念のため血液検査もしてもらいましたが、少し貧血気味の値だったそうで

「いろいろと赤ちゃんに吸い取られてるのかも」と内科の先生は言われていました。

薬を飲み切ってからもなかなか体調が戻らず、いきなり妊娠の洗礼を浴びたような出来事でした。

 

腹部のエコー検査

ネットで「妊娠検査薬で陽性が出たら産婦人科を受診しましょう」という情報を見て、

卵巣嚢腫の治療を受けていた病院の産科へ。

この時点では胎嚢(たいのう:赤ちゃんを包む袋状のもの)のみ確認でした。

胎嚢・胎児・心拍がそろってはじめて妊娠確立とみなされるそうで、2週間後に再受診となりました。

先生からは「まずは風邪が治るように安静に過ごして」ということに加え、

つわり症状がそろそろ出てくるかもしれない。

 ひどい人は入院することもある。無理せず、ひどい時は次の予約を待たずに受診してね」

と告げられました。

先輩のつわりはとてもつらそうでしたが、入院というところまでには至っていませんでしたし、

まさか自分がね~~とこの時は思っていました。

 

妊娠6週目

突然、炊飯器から香ってくるご飯の臭いに吐き気を感じ始めました。

「気のせいかな?」とお弁当にご飯を詰めて、職場で開いたところ猛烈な吐き気が…!

仕方なくパンを買いにコンビニへ向かいました。

ここから約3か月弱、ご飯が食べられない日々が続きました…(泣)

食事を前に悩むしぐさの女性

 

ご飯の他にも、臭いをかぐと吐き気を感じてしまい、食べられないものがどんどん増えていきました

この頃食べられていたのは、パン・麺類・粉もの(たこ焼きやお好み焼き等の粉もの)・ゼリー・フルーツなど。

しかし、昨日まで食べられていたものが急に受け付けなくなったり、食べられた!と思ってもすぐに吐き気を催したりすることも増え……

ついには職場のトイレで嘔吐するようになってしまいました。

 

派遣先の同僚には「風邪長引いてるみたいだし、顔色も悪いし大丈夫??」と心配されていました。

心拍の確認もまだで、流産の可能性も大いにある中でしたが、

これ以上黙っておけないと、派遣営業担当・派遣先責任者に報告しました。

また、先輩の妊娠時に責任者から部署メンバーへの情報共有が不十分だったこともあり、

部署メンバーひとりひとりに自分の口から妊娠について報告しました。

ただこの時点では、

妊娠した可能性があります

体調不良でご迷惑をおかけするかもしれません

ということしか伝えられませんでした。

マタハラ発言をしていた正社員も含めて、妊娠報告した人は全員「無理せずに!」と優しい言葉がけをしてくれました。

先輩妊娠時、正社員によるマタハラ発言は下記に詳しく書いています👇

 

妊娠7週目

再度産科を受診し、無事に赤ちゃんの心拍を確認しました!

「つわり症状は出てる?」と先生に聞かれて、現状をお伝え。

吐き気を催した時の頓服薬として、プリンペランという薬を処方してもらいました。

 

産科で「母子手帳を受け取りに行政の窓口へ行ってください」と言われ、手続きへ。

窓口担当の方に、仕事やつわりの現状について伝えたところ、

「通勤時間も残業時間も多いみたいだけど大丈夫?」と心配してくださいました。

続けて「でもつわりは病気じゃないからね。食べれるもの食べて過ごしてね」と言われ、なぜだかこの一言にとても腹を立てた自分がいました。

病気じゃないことなんて当たり前にわかってるよ!!!

突然の身体の変化に何もかもついてけないんよ!!!

妊娠は喜ばしいことなのに、喜べてない自分が辛いんよ!!!

と窓口で叫びたいくらいでした。

窓口の方に悪気がないのは明らかなのですが、つわりで心もすさみ始めていました。

母子手帳とエコー写真

 

この時期、ちょうど年末年始休暇の直前でした。

経理職は月末月初と長期休暇が重なると、その前後がとても忙しくなります。

通常よりも締めスケジュールがタイトになるからです。

いつにもまして残業が多い月末、プリンペランをお守りのように常備。しかし、1日3回程度までとのことで、薬ばかりに頼ることもできませんでした。

吐かずに食べられるものは減っていくのに、お腹がすくと気持ち悪くなる……というループでした。

ついにはりんごやみかんをデスクで一日中食べている状態に。

これは妊娠を周囲に伝えていないとなかなかできない行動です(苦笑)

 

なんとか年内最終出勤日を終え、最寄り駅から自宅へ歩いている最中のこと……!

突然過去一番の吐き気に見舞われたのですが、トイレまで我慢できず……💦

夜分で人通りも少なく助かったのですが、

路上に嘔吐してしまったことがあまりにショックで、泣きながら帰宅したのを覚えています。

 

次回は、妊娠8週目について書いていきます!

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