スポンサーリンク

わたしの卵巣嚢腫体験記 その2~病院選びに苦戦~

パソコンの前で頭を抱える女性 生きづらさを抱えて
この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク
当ページはプロモーションが含まれています

会社の健康診断をきっかけに、卵巣嚢腫の可能性について指摘されました。

前回記事に詳細をつづっておりますので、よろしければご覧ください👇

子宮がん検診からおよそ2週間、紹介状が届いた私は早速大きな病院を予約することにしました。

スポンサーリンク

転勤族は地元の病院事情がわからない

子宮がん検診の際、A病院・B病院・C病院の3つから好きな病院を選んで受診してくださいね、と伝えらえました。どの病院も耳にしたことはあり、インターネットで調べたところ、いずれも婦人科を含んで20を超える診療科を擁する規模の大きな病院でした。

しかし、この3つの病院から1つに絞るのに大変苦労しました。私は結婚をきっかけに夫の異動に帯同する転勤族となりました。この時住んでいた地域は私も夫も縁がなく、加えて引っ越しから1年にも満たなかった頃で地域の情報を全く知りませんでした。

取り急ぎ、各病院のホームページを見てみると、正直どこも似た理念と特徴が書いてあるように感じました。口コミサイトで比較してみても、すべての病院に「良かった!ほかの人にもおすすめしたい!」と「悪かった。もう2度と利用しない!」両方の口コミがあり、もう家から一番近いB病院でいいよ!!と半ば投げやりになっていました。苦笑

当時勤めていた会社は転勤を機に入社しました。大半が地元出身の方で、同僚には女性が多く、上司も普段から話しやすかったので、報告がてら病院選びを相談することにしました。他人と生理の話もほとんどしたことがなかったのに、急に婦人科系の病気について話すことに少し抵抗感がありましたが、今の状況を淡々と打ち明けることにしました。

スポンサーリンク

口コミより人に相談してみた!

ドリンクを飲みながらテーブルで談笑する女性2人

相談してみると、始めは皆さん驚きと心配の言葉を口にしてくれました。中には「生理の時つらそうだなって思ってたんよ…顔真っ白にして鎮痛剤飲んどったやろ?」と言ってくれた人もいて驚きました。言葉にしなくてもばれてた……!

そして「婦人科はA病院がいいって聞くよ」との情報が!よくよく聞いてみると、A病院は全国的に有名な婦人科の先生が在籍、全国版の新聞やテレビにも多数取り上げられており、わざわざ県外から通う患者さんもいるのだとか。どうしてネットの海で探し当てることができなかったんだ。笑

このことをきっかけに、誰が書いているかもわからない情報でなく、自分の人となりを知ってくれている人に相談して情報を得ようと思いました。

同僚の他、転勤先でできた数少ない友達、美容師さん等に相談してみました。「友達の一人がA病院で卵巣嚢腫の手術をした」「A病院で現在通院中の友達もいる」と教えてくれた人がいました。またA病院でお産をしたという当事者の方もいらっしゃいました。 B病院・C病院についてはほとんど情報を得ることができませんでした。

患者は自分ひとりではなかった

人に相談してみたことで、病院の情報を得られたこと以外にも収穫がありました。それは、自分と同じように婦人科系の病気を抱えている方が身近にいるのを知ったことです。患者は自分ひとりではなかった、と失礼ながら安心してしまう自分がいました。

知らない土地で、聞いたことのない病気かもしれないと言われ、孤独を感じずにはいられない状況でした。でも親身になって相談に乗ってくれた人たちが確かにそこにいました。

そして、偶然にも全国的に名高い婦人科が家の近くにあったことは、不幸中の幸いだなと思いました。

次回はいよいよA病院に診察に行った際のことをつづっていきます♩

タイトルとURLをコピーしました