Instagram、Facebook を運営する Meta 社が Twitter と競合する新たなテキストベースの会話アプリ「Threads」を開発していることがわかりました。このアプリは今年の3月から開発が進められてきましたが、その正式名称が「Threads」であることが明らかにされました。「Threads」は、2023年7月6日にリリース予定とのことで、公式 App Store ページもすでに予約受付されています。
「Threads」の App Store ページによれば、このアプリは「Instagram のテキストベースの会話アプリ」とされており、「今日気になるトピックから明日のトレンドまで、あらゆるものについて話し合う場所」であると説明されています。興味のあるものは何でも、お気に入りのクリエイターや同じものを愛する他のクリエイターをフォローして直接つながることができます。さらに、自分自身の忠実なフォロワーを構築して、アイデア・意見・創造性を世界と共有することもできるとのことです。
また、スクリーンショットによると、Instagram のユーザーネームがそのまま利用でき、Instagram のフォロワーも Threads で発見できるとのこと。さらに、Twitter のように会話をスレッド形式でつなげていくことが可能で、投稿の公開範囲を指定することもできるようです。
海外メディアによると、「Threads」は分散型ソーシャルメディアプロトコルである ActivityPub を実装するとのことです。
Threads のリリースは、Twitter の閲覧制限等による混乱が広がる中で行われ、新たな Twitter に対抗するサービスとしての立場を確立すると見られています。