高所恐怖症、暗所恐怖症など、多くの人々が恐怖心を持っているものがありますが、中でもトライポフォビアは比較的知られていない恐怖症の一つです。
筆者も強いトライポフォビアで困っている一人です。今回は、そのトライポフォビアについて、その症状、対処法、治療法などを詳しく述べていきます。
なお、筆者を含めて関連画像に気分が悪い人が多いと思いますので、当記事は関連画像を貼りません。ご了承下さい。
※この記事で興味を持ったからといって、トライポフォビアやぶつぶつ、蓮の実、蓮コラなど絶対検索しないで下さい。自覚症状がないだけで、気持ちの悪くなる人もいるかもしれません。
トライポフォビアとは?
トライポフォビアとは、密集した穴や模様に対する過剰な恐怖や不快感を指す言葉です。穴掘りを意味するトライポと、恐怖症を意味するフォビアを合わせた言葉ものです。
例えば、トライポフォビアのは、蜂の巣や蓮、サンゴ、スポンジなど、密集した穴が開いているものに対して、強い不安や恐怖を感じることがあり。トライポフォビアは特定の物体や模様に対する個人差が大きいため、一概には言い切れない部分もありますが、一般的には不快感が強いとされています。
症状
トライポフォビアの症状は、主に以下のようなものがあります。
- 密集した穴や模様を見ると、不安や恐怖を感じる
- それらを見ると、吐き気や頭痛、めまいを感じる
- 見たくないと思いながらも、目を離すことができない
これらの症状は、見るものによって強度が変わることがあります。また、トライポフォビアは他の恐怖症と同様に、ストレスや過労が原因で症状が悪化することもあります。
困っている実例
筆者もどちらも心当たりがあります、皆さんはこんなことに心当たりはありませんか?
Aさんの場合
蜂の巣を見ると不快感が強く、近くに寄ることができません。また、スイカの種や、スポンジの穴も同様に不快感を覚えます。これが原因で、夏のピクニックやレジャーに参加することが難しくなってしまいました。
Bさんの場合
画像検索でトライポフォビアを調べた際、急に不安感が押し寄せ、吐き気や頭痛が生じました。その後も、トライポフォビアを刺激する画像や物体を見るたびに症状が再発し、日常生活に支障をきたすようになりました。
対処法
トライポフォビアの対処法は、以下のようなものがあります。
- トライポフォビアを刺激する物体や画像を避ける
- 穏やかな呼吸法やリラクゼーション法を学ぶ
- 心の準備ができたら、徐々に刺激物に慣れていく
トライポフォビアの対処法は個人差が大きいため、自分に合った方法を見つけることが大切です。また、過剰なストレスや過労が原因で症状が悪化することがあるため、生活習慣の見直しも重要です。
普段から、トライポフォビアに関係しそうな興味本位な検索は、避けるようにしましょう。
治療法
トライポフォビアに対する治療法は、以下のようなものがあります。
認知行動療法: 恐怖心や不安を生じる考えの誤り、偏りをしり、和らげるための考え方や行動パターンを学ぶ。
薬物療法: 抗不安薬や抗うつ薬などを使用し、症状を緩和する。この場合は専門家に相談の上適切に使用しましょう。
トライポフォビアの治療法は、症状の重さや個人の状況によって異なります。専門家に相談し、適切な治療法を選択することが大切です。
暴露療法: 徐々にトライポフォビアを刺激する物体に慣れることで、恐怖心を克服する。
段階的に弱いものから始めましょう。最初は苺の種や、荒いスポンジの画像のような刺激の少ないものを見ることを続け、徐々に細かい画像に変えていきます。
急がずに行うことが先決です。
まとめ
トライポフォビアは、密集した穴や模様に対する過剰な恐怖や不快感を指す恐怖症で、症状は個人差が大きいため一概には言い切れません。
また、人には理解してもらいにくい症状ですので、人知れず悩んでおられる方も多いと思います。
対処法や治療法も様々ありますので、自分に合った方法を見つけることが大切です。また、専門家に相談し、適切な治療法を選択することで、トライポフォビアを克服することが可能です。