一昔前のドット絵やピクセルアートと言われる画像が、一周回って新鮮に見えるということで人気を博しています。そこで Pixel Portrait という LoRA を活用することで、これらのアートを簡単に生成できるようになっています。この記事では、Pixel Portrait の利用方法についてご紹介します。
- Pixel Portraitとは
Pixel Portrait は、Civitai で公開されているピクセルアートやドット絵の生成するための LoRA です。以下の公式ページでは、その魅力的なデモ画像が紹介されています。 - Pixel Portraitのセットアップ
今回、 Pixel Portrait のセットアップは、AUTOMATIC1111 版 WebUIを利用して行います。Civitaiの公式ページより「pixel-portrait-v1.safetensors」というファイルをダウンロードします。ダウンロードしたファイルは、stable-diffusion-webui 以下の /models/Lora/ フォルダに移動します。プロンプトに「lora:svportrait64-v1:0.9」を追加します。この設定値は、0.8〜0.9の範囲が開発者の推奨するものとなります。
Pixel Portrait - v1.0 | Stable Diffusion LoRA | Civitai
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Pixel Portraitの使用方法
プロンプトに「<lora:svportrait64-v1:0.8>」のように指定を追加します。0.8は強さによって変えます。
公式ページには
- 「モデルに DreamShaper を使うと最適」
- 「LoRAの強さは0.9-0.8で使う」
- 「512×512,、512×768、768×512の大きさが綺麗にできる」
- 「シンプルなプロンプトでトリガーワードを使用しない」
と、Tips が書いてあります。留意しましょう。
Pixel Portraitの検証
Pixel Portraitの動作確認には、公式ページにあるように DreamShaper のモデルを使用します。
違和感のないドット絵になっています。
まとめ
Pixel Portrait は、手軽にドット絵やピクセルアートの生成ができる LoRA です。さまざまなモデルを活用してユニークなのアートを生成することができます。ぜひ、一度試して見て下さい。