先日、NEWSの20周年ライブに行ってきました。
今回のライブは「シングル全部やっちゃいます」…ということで、本当に40曲、全部歌ってくれました。
予想では「ワンフレーズの曲もあるのかな」なんて思っていましたが、どの曲も丁寧に歌ってくれました。短くてもテレビサイズ。
おまけにシングル以外の定番曲まで…合計47曲、3時間というライブでした。
そんな20周年ライブを見て、改めてNEWSの魅力について考えてみました。
NEWSは元々、9人グループでデビューしました。
しかし、脱退やメンバーの不祥事があったり…。
6人グループから4人になったときは大きな大きな決断を迫られたと思います。
なぜなら脱退メンバーが不動のセンターだから。
「残った4人でNEWSは無理だ。イチゴの無いショートケーキみたいなものだ」
とスタッフから言われたようでした。
それでも、NEWSを続けると決めたメンバー。
正直、「もう誰かが抜けることはないだろう」と思っていました…が、結果的に現在は3人で活動しています。
9人でデビューし、20周年を迎える今年は3人。
こんなグループ、他にはないと思います。
何度も「解散」を選ぶ道があったと思います。
それでも「NEWS」という場所を守ってくれる決断をした3人。
ファンとしては感謝しかありません。
デビュー当時からNEWSの曲は応援歌が多かったです。
いまのNEWSも誰かを応援する歌が多いです。
ただ、違う部分もあります。
いまのNEWSが歌う応援歌の多くは「這い上がるための応援歌」だと思います。
一度は諦めてしまったけれど、もう一度夢に向かう…そんな曲が多いのです。
それはNEWS自身の気持ちであり、私の気持ちを代弁してくれるようでした。
「うつ病」という病気になり、大好きだった仕事を諦めた。
でも、もう一度「支援者」になりたいと這い上がろうと決めた。
そんな背中を押してくれる曲がたくさんあるのです。
なかでも大好きな曲が「カナリヤ」という曲です。
傷付きながらももう一度飛ぶことを夢見る、そんな歌詞が刺さります。
おそらく、「生きづらさ」を抱えるすべての人に刺さるのではないでしょうか。
どん底からもう一度立ち上がろうとするあなたに、
きっとNEWSの生き方、歌はなにかしらの後押しをしてくれると思います。