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【Raspberry Pi】最初にやっておくべきセキュリティ手順

Raspberry Pi ITライフハック
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Raspberry Pi は多くの可能性を秘めた小型コンピュータですが、セキュリティは初期状態では万全ではありません。ここでは、基本的なセキュリティ対策を行うことで、外部からの不正アクセスを防ぐ方法を紹介します。

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ユーザ名とパスワードの変更

デフォルトのユーザ名「pi」とパスワード「raspberry」は広く知られているため、これらを変更することが最初のステップです。

手順

  1. Raspberry P iにログインします。
  2. ターミナルを開き、passwd コマンドを入力してパスワードを変更します。
  3. 新しいパスワードを二回入力して変更を完了します。
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自動ログインの解除

デフォルト設定では、Raspberry Pi は電源投入時に自動的にログインします。これを解除して、起動時にユーザ名とパスワードの入力を要求するように設定変更します。

手順

  1. ターミナルを開き、sudo raspi-config コマンドを実行します。
  2. 「System Options」メニューを選択し、「Boot / Auto Login」を選びます。
  3. 「Console」または「Desktop」を選択して、自動ログインを解除します。

SSHのポート番号の変更

SSH はリモートから Raspberry Pi に安全にアクセスするためのプロトコルですが、デフォルトのポート番号「22」はよく知られています。異なるポート番号に変更することで、攻撃者による自動スキャンを避けることができます。

手順

  1. ターミナルを開き、sudo nano /etc/ssh/sshd_config コマンドを実行して SSH 設定ファイルを開きます。
  2. ファイル内の「#Port 22」の行を探し、#を削除して「22」を任意のポート番号(例:2222)に変更します。
  3. 変更を保存し、sudo systemctl restart ssh コマンドで SSH サービスを再起動します。

公開鍵認証の設定

パスワード認証よりもセキュリティが高い公開鍵認証を設定します。これにより、秘密鍵を持つユーザのみがSSH経由でRaspberry Piにアクセスできるようになります。

手順ははこちらの記事をご覧下さい。

【Raspberry Pi】鍵認証を使ってRaspberry PiとMacをssh接続する
Raspberry PiとMacを鍵認証でSSH接続する方法を解説。手順を簡潔に紹介します。

まとめ

これらの基本的なセキュリティ対策を行うことで、Raspberry Pi をより安全に使用することができます。しかし、セキュリティは常に進化するため、定期的にシステムを更新し、新たな脅威に対処することが重要です。

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