Mac ユーザーが NAS などのネットワークドライブにアクセスする際、macOS 特有の「.DsStore」や「.xxx（xxxはファイル名）」というシステムファイルが自動的に生成されます。これらのファイルは、Windowsユーザーから見えるため、非常に邪魔なファイルです。今回は、ネットワークドライブでこれらのファイルの生成を防ぐ設定方法について詳しくご紹介します。
Macでの不要なファイル生成を防ぐ設定
- MacのFinderを開き、「アプリケーション」から「ユーティリティ」フォルダに進みます。
- 「ユーティリティ」の中にある「ターミナル」を開きます。
- ターミナルに次のコマンドを入力して、Enterキーを押します。
defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores -bool TRUE - 上記コマンドを実行後、Finderを再起動するため、以下のコマンドも入力して実行します。
killall Finder
設定を元に戻す場合
- 以下のコマンドをターミナルで実行して、設定をデフォルトに戻すことができます。
defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores -bool FALSE - コマンド実行後、Finderを再起動するため、次のコマンドを実行します。
killall Finder
これで、MacからNASにアクセスした際に不要なファイルが自動生成されないように設定したり戻したりすることができます。
