Mac の Finder でファイルやフォルダのカット&ペーストをより簡単に行えるようにするユーティリティアプリ「Command X」がリリースされています。このアプリは、Macでのファイルのコピー&ペーストを違和感のない「Command (⌘) + X」、「Command (⌘) + V」で行うことができ、 Windowsのような直感的な操作を可能にします。
Command Xの特徴
本来、Mac の Finder ではファイルを移動する際には、まず「
「Command (⌘) + C」 でファイルをコピーし、その後 「Option (⎇) キー」を追加して「Command (⌘) + Option (⎇) + V」を使ってファイルを移動する必要がありました。しかし、一般的なテキストのコピー&ペーストはこのキーの組合せではなく違和感がありました。そこで「Command X」の登場により、このプロセスが大幅に直感的になります。
New App:
Command X — Move files in Finder by cutting (Command+X) and pasting (Command+V) instead of copying (Command+C) and moving (Option+Command+V).https://t.co/GlOYUZG6CD pic.twitter.com/pj9ouO2NKc
— Sindre Sorhus (@sindresorhus) April 30, 2023
簡単な操作方法
このアプリの使用方法は非常にシンプルです。
アプリは以下の App Store のページからインストールします。
アプリを起動し、メニューバーに表示されるアイコンを通じてアクセスします。次に、システム設定アプリの「プライバシーとセキュリティ」セクションから「アクセシビリティ」にアクセスし、「Command X」にコンピューターの制御を許可します。これにより、Windows の 「Ctrl + X」と「Ctrl + V」のように、「Command (⌘) + X」と「Command (⌘) + V」を使ってファイルやフォルダを簡単に移動できるようになります。
まとめ
「Command X」により、Windows からの乗り換えユーザーや、Windows と Mac を併用しているユーザーが思っている、操作の違和感が解消されることでしょう。直感的にファイルのコピー&ペーストができるようになります。