Kiinaの勇気
どうも。インスペクターおもちです。
Kiina(氷川きよしさん)が2022年末で歌手活動の休養に入られましたが、休養中でもベストアルバムのリリースなどがあり、嬉しいわよね。ファンの一人としては退屈せずにKiinaの帰りを待てそうよ。
リフレッシュして戻ってくるであろうKiinaのために、ファンができることは「待つこと」「応援し続けること」。これに限るわよね。
思えばKiinaは、芸能界だけでなく一般社会にも大きな功績を残したと思うの。
まだまだこれからの活動があるから、功績だなんて言うには早すぎるかもだけど、男と女という2通りの枠組みだけではないんだよということを老若男女に知らせてくれたとアタシは思っている。
氷川きよしは「箱根八里の半次郎」や「きよしのズンドコ節」。というイメージしか無かった人にとっては、昨今のKiinaは「どっひゃー」という驚きでしょうし、「どうしちゃったの?」と思った人もいるのでしょうね。
でも、こうやって発信していかないと認めてもらえない、権利拡大しないという現実があるから、ほら、日本って。
そういう意味でも、大きな知名度のKiinaが勇気を出して、自分らしさを表現してくれていることにアタシは、いえ、アタシたちの仲間もとても感謝しているし、応援しているの。
LGBT理解増進法案
元首相秘書官の差別発言をきっかけとして、機運が一気に高まった「LGBT理解増進法案」だけど、なかなか法案審議が進んでいないわね。
LGBTQなど性的少数者への理解を促進するための法律だけど、「理解」というそんなレベルで果たしていいのか、というのも気になるわ。
法案に反対している議員も多いとかで、なぜ反対するのか意味が分からないわ。まだまだ日本は、古い固定概念から抜け出せていないわよね。
自然界の造形物は、完全な物なんて無い。何をもって「完全」「普通」というのか誰にも決められないけどね。例えば野菜を栽培しても、自然に栽培すれば同じ形のものは出来上がらない。大きい、小さい、曲がっている、途中から別の形がくっついている…など、様々な造形になる。
人間も同じ。
先日、経団連の十倉雅和会長が語っていた言葉が、印象的だったわ。
世界は差別禁止ですよね。日本はその前段階のLGBTQ理解増進。理解増進(法案)を(国会に) 出すのすら議論しているというのはいかがなものかと。(法案を)出すことによって差別が増進されるとか訳の分からない議論がされているように感じます。
2月訪米時に、アメリカ政府要人からこの件について問われたとし、
(法案を出すかどうかというレベルで)国会で議論されようとしていると答えるのも恥ずかしいくらいだった。世界では理解増進ではなくて差別を禁じ、同性婚を認める流れにある。
ほんと、その通りよね。
与党が出している「LGBT理解増進法案」と野党が出している「LGBT差別禁止法案」の、どちらが適正なのかという議論もまたあるのだけど、そこにすらまだ辿り着けていない感覚よね。
日本って、こんなに多様性を認めない国だったっけ?
なんかもう、差別なんか絶対ダメだ、って潔く引っ張っていくリーダーがいないのかしら。