前提として。
ジャニー喜多川氏がしたことは、許せることではないです。
子を持つ親としても、到底許せる行為ではありません。
ただ、このジャニーズ問題に対して数多くいるジャニヲタの1人として、一個人の意見を書いてみました。
私は関ジャニ∞のファンです。
今回のジャニーズ問題で、「関ジャニ∞」はグループ名を変えるという決断を取りました。
8人から7人になり、渋谷すばるくんが抜けて6人、そして錦戸亮くんが抜けて5人…。
きっと解散する道もあったし、その選択肢がよぎったこともあるでしょう。
だけど、彼らはグループ名を変えず、今日まで活動してきました。
「関ジャニ∞」という居場所、ファンの拠り所を守ってくれていました。
なのに、メンバーが起こした不祥事や脱退ならまだしも…。
大事にしてきた名前を変えなければならないという結論は、ファンにとっても苦しいものです。
彼らが歌ってきた楽曲のなかにも「関ジャニ∞」という言葉は含まれていて、ライブのコール&レスポンスでも「関ジャニ∞」と叫んできて…。
それが、無くなってしまうという現実は、正直まだ受け入れられずにいます。
私は、「ジャニーズ問題」が取り沙汰されているなかNEWSのライブに行きました。
彼らは「今回の問題で、ジャニーズのファンでいるというだけで非難されている現実も知っている」と言っていました。
性加害を起こした事務所に所属しているタレントを好きでいる、推している。
それをSNSで中傷されることもあります。
NEWSのメンバーは「僕らは表に立つ、その覚悟を持って仕事をしている。だからみんなは、シンプルに『俺らを好きでいる』それだけでいい」と言いました。
その言葉が、「いまのジャニヲタのすべて」だと思いました。
性加害は許されない。
それを長年、見て見ぬフリをしてきた事務所も許されないでしょう。
でも、それと「アイドルを推す」気持ちは別物。
私たちファンは、ただシンプルに「彼らを応援したい」「彼らを大好きでいる」その気持ちを大切にしていきたい。
ジャニヲタと名乗れなくなるのは悲しいけれど、私はこれからも彼らのファンであり続けるのだと思います。