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【JavaScript】マウスストーカーの実装例

JavaScript ITライフハック
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マウスストーカーの実装には、HTML、CSS、そして JavaScript の3つの技術を組み合わせることで、ウェブページ上でマウスカーソルの動きに追随する視覚的なエフェクトを作成することができます。以下に、より詳細な手順を示します。

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HTMLの準備

HTML はウェブページの構造を定義するものです。マウスストーカー機能を実装するためには、追跡対象となる要素を HTML に追加する必要があります。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>マウスストーカーのデモ</title>
<link rel="stylesheet" href="style.css">
</head>
<body>
<!-- マウスストーカーになる要素 -->
<div id="stalker"></div>

<!-- JavaScriptファイル -->
<script src="script.js"></script>
</body>
</html>

このコードでは、<div id="stalker"></div>がマウスカーソルに追随する要素として定義されています。id属性を使用してこの要素を特定し、後のステップで CSS と JavaScript による操作を可能にします。

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CSSで見た目を定義

CSS はウェブページのスタイルを定義する言語です。マウスストーカーの見た目(色、形、サイズなど)を CSS で定義します。

#stalker {
position: fixed; /* 画面上の固定位置に配置 */
width: 20px; /* 幅 */
height: 20px; /* 高さ */
background-color: red; /* 背景色 */
border-radius: 50%; /* 円形にする */
pointer-events: none; /* クリックなどのマウスイベントを要素が受け取らないようにする */
transition: transform 0.2s ease; /* 動きを滑らかにするための設定 */
}

このスタイル定義により、#stalker 要素は赤い円形になります。position: fixed によって、要素はビューポートに対して固定位置に配置され、スクロールしても常に同じ位置に留まります。pointer-events: none は、この要素がマウスイベントをブロックしないようにするための重要な設定です。これにより、ユーザーはマウスストーカーの下にある要素を操作できます。

JavaScriptで動きを制御

JavaScript はウェブページに動的な機能を追加するためのプログラミング言語です。マウスの動きに応じてマウスストーカー要素を移動させる処理を JavaScript で実装します。

#stalker {
position: fixed; /* 画面上の固定位置に配置 */
width: 20px; /* 幅 */
height: 20px; /* 高さ */
background-color: red; /* 背景色 */
border-radius: 50%; /* 円形にする */
pointer-events: none; /* クリックなどのマウスイベントを要素が受け取らないようにする */
transition: transform 0.2s ease; /* 動きを滑らかにするための設定 */
}

このスクリプトは、ユーザーがマウスを動かすたびに発火する mousemove イベントリスナーを登録します。イベントが発生すると、マウスの座標を取得し、#stalker 要素の transform スタイルプロパティを更新して、その位置をマウスの位置に合わせます。これにより、マウスストーカーがカーソルに追随するようになります。

以上のステップにより、マウスストーカーの基本的な実装が完了します。更に発展させるには、マウスストーカーのデザインを変更したり、追跡の動きにアニメーションを加えたりすることが考えられます。この基本をマスターすれば、さまざまなクリエイティブなマウスストーカーをウェブページに実装することが可能です。

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