今回は『人マニア-重音テト』という楽曲を紹介したいと思います。
YouTubeやニコニコ動画で最近話題の楽曲で、2023年8月に投稿されたものですが、2023年10月現在で9.6万イイね(YouTube内)を獲得しています。
「数年後のAIが作った曲みたいな怖さがあってイイ!」「ハマる」「すごい曲に出会ってしまった…」とZ世代を中心に高評価を得ています。
人マニアならぬ音楽マニアの筆者でさえも、音楽的にも映像的にもそのレベルや完成度はかなり高いものだと感じています。
まだ聴いたことないという方も多いと思いますので、ぜひこの近未来的・新感覚ボカロ曲を堪能してみてくださいね!
『人マニア-重音テト』とは?
ニコニコ動画に2023年8月6日投稿された原口沙輔作曲のボカロ曲です。
ボカロ文化の祭典「The VOCALOID Collection(ボカコレ)」2023夏のオリジナル楽曲ランキングで、11位を獲得しました。
「歌ってみた」等でVTuberの月ノ美兎などのインフルエンサー達続々と動画投稿しており、その人気に拍車をかけています。
2023年10月11日公開のBillboardJAPAN″ニコニコVOCALOID SONGS TOP20″でなんと首位にランクイン!
様々なWebニュースにも取り上げられ、いま大注目の楽曲なんですよ。
『人マニア-重音テト』投稿者の原口沙輔とは?
引用元:原口沙輔 X.com
投稿者(作曲者)の原口沙輔さんについても紹介します。
2003年生まれの20歳、ミュージシャンであり、トラックメイカーでもあります。
なんと2歳の頃に独学でダンスを、5歳で独学で作曲を開始し、10歳でアメリカで開催されたイベント『アポロシアターアマチュアナイトトップドック』に参加し、日本人最年少で優勝を果たしたそうです。
2018年にSMAPの元メンバー3名で構成された新しい地図join ミュージックに楽曲提供したり、2021年からNHKや日本テレビ、AbemaTVの『彼とオオカミちゃんには騙されない』などのTV番組に出演したりと大活躍中なんですよ!
2021年4月に東京オリンピック・愛媛県の聖火ランナーを務め、2021年9月にはパラリンピック競技大会閉会式の音楽を担当し、オープニングパフォーマンスにも出演。
次世代トラックメイカーという面だけでなく、ダンサー、DJ、ドラマーとしても日本のみならず、海外からも注目を集める多才な音楽家なんです。
2018年から所属していたワーナーミュージック・ジャパン・CENTROを離れ、2021年1月よりフリーランスで活動をスタート。
2023年5月から名義を『SASUKE』から『原口沙輔』に変更し、今後の活躍がますます期待されているアーティストです。
『人マニア-重音テト』の音楽的魅力
引用元:原口沙輔 YouTubeチャンネル
それでは、楽曲『人マニア-重音テト』の音楽的魅力について語っていきたいと思います。
まず何といっても、サビの面白さに大きな魅力があると思います。
既存の枠に囚われず、原口さんの得意なEDM・テクノ音楽をふんだんに取り入れ、現代音楽的な面白さもひねりこみ、ボカロ曲ながらも一味も二味も感じる、奇想天外で非常に魅力的な楽曲となっています。
全体的に通常では思いつかない不思議な音程の流れ・メロディーでハチャメチャなのですが、サビは非常にキャッチーで耳に残ります。
至る所にSNS世代ならではの遊び心がちりばめられていて、そういった部分も人気が爆発した要因となったのでしょうね。
最後の方の歌詞「いかんね」で終了かと思いきや、謎の演出が入り不思議な終わり方をするのも、いい意味でリスナーの期待を裏切り、興味深いです。
まさしく新時代の歌という感じで、おすすめの楽曲です。
まとめ
引用元:原口沙輔 X.com
今回はいまSNSで話題の楽曲、『人マニア-重音テト』の音楽的魅力について紹介しました。
今後、楽曲をより詳しく語っていきますので、楽しみにしていてくださいね。
動画の映像も非常にセンスがあるデザインで、原口さんの多才さを実感します。
映像美的な観点からも本曲の魅力を紹介しますね!
令和の若者たちの音楽的嗜好を、ぜひ思う存分味わってください。