先日の3月に OpenAI から大幅に性能が向上した、大規模言語モデルシステム GPT-4 が使用可能になりました。
これにより、世界各地で大変な波紋が起こっています。
GPT-4 の公開と同時にAPIも公開されましたが、すぐに使うことはできず、順番待ちのウェイトリストが開始されています。
ウェイトリストへ登録しようとしたのですが、Organization ID という項目など何を入力したら良いのか分かりにくい項目がありましたので、今回は備忘として、調べた結果を書いておきたいと思います。
GPT-4 とは
GPT-4(Generative Pre-trained Transformer 4)とは、OpenAIが開発した次世代の大規模言語モデルで、自然言語処理技術の最先端を担っています。
このGPT-4は、精度の向上だけでなく、画像データも取り扱えるマルチモーダルAI(複数のデータ形式を活用できるAI)として、さらなる用途の拡大が期待されています。これにより、自然言語処理だけでなく、画像認識や解析など、さまざまな分野での活用が可能になり、これまで以上に革新的なAI技術として注目されています。
GPT-4 ウェイトリスト登録方法
GPT-4 の API はすぐに使おうとしても使うことはできません。ウェイトリストに登録して、順番を待たないといけません。
GPT-4 ウェイトリストの登録方法について見ておきましょう。
以下のページが GPT-4 API waitlist になります。
項目ですが、Company name 以外が必須項目になります。
- First name :名前
- Last name :名字
- Email :Eメールアドレス
- Company name:会社名
- Organization ID :組織 ID
- How do you primarily plan to use GPT-4?:GPT-4の主たる使用目的
(迷ったら Build a new product に) - Are there specific … other models:GPT-4を活用して構築したいアイデア
( I would like to develop a much more sophisticated chatbot than before. などと思いを書きます。ご自分の意見をお書き下さい。)
他は分かりますが Organaization ID とは何でしょうか?
こちらは OpenAI の別ページで確認します。
こちらの your API account settings から確認できます。
ログインできてないなら、ログインします。
この Organaization ID が確認すべき文字列です。コピーしておきます。
もう一度、GPT-4 API waitlist に戻り必要項目を埋め、「Join waitlist」を選択すると完了です。
そうすると、メールが送られてきます。
あとは、招待状が送られてくるのを待つだけです。
まとめ
以上、GPT-4のAPIのウェイトリスト登録方法を説明しました。Organaization ID でつまずく以外は問題ないかと思います。
あとは、待つだけですが、時間がかかるようです。
OpenAI の API でビルドしたことがある方、OpenAI Evals にモデル評価を投稿してマージされた方が優先に招待されます。
あなたが開発者なら、試してビルドと投稿を試してみられてはいかがでしょうか?