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新潟市「映劇大要」新潟島最後の映画館の出会いと別れについて①

ライフワーク
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はじめに

新潟島

新潟島とは新潟県新潟市中央区の信濃川、関谷分水、日本海に囲まれた、島状になった地域を指します。その中心部は古町とよばれ、かつて北前船交易全盛期は大きく栄えた地であったそうです。もちろん、現在でも新潟市経済の中心地であり大きな繁華街となっています。

 

娯楽の中心地

中心地といえば当然、娯楽の中心地でもありました。中でも映画館が数多く存在し、わずか数Kmの間に17もの劇場があったと言われています。しかしそれも映画が娯楽の頂点であった時代のことで、昭和40年代から櫛の歯が欠けるように廃館されて行き、最後に残った映画館「映劇大要」も20198月に閉館され、この地から映画館がなくなってしまいました。

 

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映劇大要

【DATA】

名称 映劇大要

場所 新潟県新潟市中央区古町通12番町2869

建築年 大正8年?

 

 

概要

映劇大要は大正8年に丸山館という名で開館され、以降、幾度も名称が変更されましたが、嵐寛寿郎「鞍馬天狗」などサイレントのチャンバラ映画を主とした興行がなされていたようです。

戦後になってサン劇場と名称変更され洋画の封切館として再出発されました。1950年に「赤い靴」(1948年 マイケル・パウエル監督、モイラ・シアラー主演)

1955年には「裸足の伯爵夫人」(1954年ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督、ハンフリー・ボガート、エヴァ・ガードナー主演)が上映されたとの記録が残っているそうです。うーむ映画全盛期!素晴らしい!

 

その後の変遷

その後、邦画の二番館となり196061年くらいにはストリップ劇場として使われたりしていたようです。1962年になって映劇大要と改称され大映作品を上映していたようですが、1964年から成人映画の専門館となり2019年まで細々と営業されてきた、という事だそうです。

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この記事を書いた人

草深い長野県に棲息している60寸前のオヤジです
本好き、映画好き、食べること大好きで体型がエラいことになっておりますが、今さら引き返すことなどできるわけもございません。ほどほどに真面目でいい塩梅にテキトーで。そんな感じなので何とぞよろしくお願い申し上げる次第でありおり侍りいまそかり

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