Adobeは、Creative Cloudのコンプリートプランおよび単体プランの価格改定を発表しました。この値上げは、為替レートの変動に対応し、サービスの価値を継続的に提供するための調整としています。具体的には、コンプリートプランの月額料金が2,000円以上値上がりし、年間プランの一括払いでは約1.4万円の増額となります。新価格は2024年3月5日から適用され、それまでに契約や更新を行えば、値上げ前の価格で利用可能です。
この価格改定により、Creative Cloudの様々なプランが影響を受けます。例えば、コンプリートプランの月額料金は10,280円から12,380円へ、年間プランの一括払いは72,336円から86,880円へと変更されます。単体プランやLightroom 1TBプラン、フォトプラン（20GB/1TB）、Adobe Express、InCopy、Adobe Substance 3DテクスチャリングおよびCollectionなども新価格が適用されます。
一方で、Adobe Acrobatプラン、Adobe Fireflyプレミアムプラン、Adobe Stockプラン、Frame.ioプラン、各モバイルアプリプラン（単体およびバンドル）、Frescoは価格改定の対象外です。
この値上げは、Adobeが提供するクリエイティブツールのコスト増加を示しています。ユーザーは、新価格が適用される前に契約の見直しや更新を検討することで、少しでもコストを節約することが可能です。Adobeのサービスを利用するクリエイターや企業にとって、この価格改定は大きな影響を与える可能性があります。
