スポンサーリンク

長野市「秋山食堂の伝説」

この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク
当ページはプロモーションが含まれています
スポンサーリンク

はじめに

私が住んでいるのは、長野県北部に位置する「長野市」というところです。善光寺があり、県庁所在地のクセに意外と知られていないのは、のんびりしすぎていて商売下手というか、宣伝という概念を持たない方が多いからに相違ありません。

のんびり都市=長野市

そんなのんびり都市にもそれなりの歴史があり、多くの人々が住み暮らしています。どれほどローカルな場所であっても、時間の積み重ねと人と人との交流があれば必ずあるのです。「伝説」が

伝説

伝説とはすなわち、ここ、この場所において起きたこと、起きたと信じられ、語り伝えられてきたことを指します。長野市も川中島の戦いが繰り広げられた地だけあって、様々な伝説がありますが、今ここでお話しするのは、現に存在するものであるにも関わらず、すでに「伝説」と化している存在をご紹介いたします。
スポンサーリンク

秋山食堂の伝説

秋山食堂

この食堂は長野市小柴見という場所にあります。長野駅から徒歩で20分、長野県庁からも10分程度という、至便なとてもよい立地にあるわりに、閑静かつ穏やかな街角にひっそりと佇んでおります。

ディープインパクト

まず驚かせられるのはその外観です。「閑静かつ穏やかな街角」と申し上げましたが、そこに突然立ち現れるフォルムから受ける衝撃は、みながみな「ディープインパクト」と表現されます。

立地

店名 秋山食堂
場所 長野県長野市小柴見375
電話 026-228-8431
大して大きな道路ではありませんが、市内外への抜け道となっている関係上、人・車の通行が多い場所にあり、かなり目立つ場所にあるのですが、ディープインパクトとは場所だけではありません。

スラム街?

「秋山食堂」と大書されたファサード、大昔の金属板で覆い尽くされた外壁は、排気ガスの影響で煤けきり、店の片側は厨房の排気の関係でしょうか、黒い油がびっしりとまとわりついています。清潔感あふれる、とはとても申し上げられません。

そして内部

内部はさすがに飲食するところなので、外ほどではありませんが、床・壁・天井・イス・テーブルのすべてが油染み、ペタついています。とてもとても21世紀に存ずる施設とは思えません。しかしながら、こちらほど長野市民から愛され、支持されている食堂はありません。

メニュー、味わい

秋山食堂最大の特徴は見た目ではありません。そのメニュー構成と味わいにあるのです。こちらには決まったメニューはありません。いや10年ほど前まではあったのですが、現在は壁に黄色い短冊メニューが掲示されています。

短冊メニュー

ある程度決まったものはありますが、基本的にはマスターのその場その時の気分や、目の前にある材料で決定されているようです。したがってメニューにないものを注文しても作ってくれる場合もあります。もちろん、材料がなかったり、多忙なときは別ですが。今回はレジェンド最大級メニューをご紹介差し上げます。

チャーシュウエッグ丼

丸く大きな丼目いっぱいに盛られた熱々ご飯。その上に大量の千切りキャベツ。そして最上段に鎮座するのはチャーシュウエッグ!ハムエッグではない、脂身たっぷりだが薄味のチャーシューが10枚、3個の玉子に封じ込められている。てんこ盛りのその姿は丼というよりも「球」と表現するのが正当かもしれません。

味わい

見た目のインパクトはさる事ながら、その味わいも素晴らしきものといえましょう。そもそもチャーシュウエッグそのものが美味なるものであるところに加えて、加熱された千切りキャベツが甘みを増し、食欲がいや増されるというものです。

弊害

そうはいっても、困ったところがないわけではありません。これははっきり申し上げましょう。凄まじく食べづらいのです。丼はデカいし重いし、その上にてんこ盛り、球形ですから、迂闊に箸をつけるとバラバラと崩れ落ちてしまいます。別皿を用意してもらって、取り分けながらいただくのがおすすめです。

まとめ

これにて、レジェンド=秋山食堂のご紹介とさせていただきます。こちらの魅力はまだまだお話したりませんが、ひとまずといたします。どうかお楽しみに
スポンサーリンク
この記事を書いた人

草深い長野県に棲息している60寸前のオヤジです
本好き、映画好き、食べること大好きで体型がエラいことになっておりますが、今さら引き返すことなどできるわけもございません。ほどほどに真面目でいい塩梅にテキトーで。そんな感じなので何とぞよろしくお願い申し上げる次第でありおり侍りいまそかり

arataをフォローする
arataをフォローする
タイトルとURLをコピーしました