20代後半で「うつ病」と診断された私ですが、実は中学生のときは不登校でした。
高校は全日制に進むも、人間関係に悩んで通信制に転校。
大学への進学が夢でしたが、人付き合いの苦手さを考えると難しいかもしれない…。
そう思い、断念しました。
しかし、20歳のときにふと思い立ち、「通信制大学」のことを調べました。
学費や通学頻度、在学している年代、卒業率…。
さまざままなことを調べてみました。
通信制の学校自体は、高校で経験しています。
私が行っていた通信制高校は、週1度は授業のために通学しなくてはいけませんでした。
年代も現役高校生と同じくらいです。
しかし、通信制大学は各大学によってさまざまなスタイルがありました。
大きく違っていたのは通学頻度。
授業を受けに学校へ行くこと(スクーリング)ですが、ほとんど行く必要がない大学も多かったです。
じゃあ授業はどうやって受けるのか?
それはオンラインです。
授業もテストもオンラインでできる大学があることを知った時はビックリしましたが、私は、これをきっかけにインターネットという環境があればどこからでも学べることを知ることができました。
コロナが流行してから「オンライン授業」「オンライン会議」というものが浸透してきましたが、それ以前から通信制の学校ではスタンダードに行われてきていたのです。
インターネットさえあれば、どこからでも学ぶことができる。
対人関係が苦手でも学びたいことを学ぶことができる。
地方にいても首都圏の大学の授業、例えば沖縄に住んでいても東京の大学の授業を受けることができるのです。
「学校は通学が当たり前」
そんな時代は、もう過去なのかもしれません。
私自身は通信制大学に進学しましたが、取りたい資格のことを考えてスクーリング頻度の多い大学を選びました。
もし、また「何かを勉強したい」「資格を取りたい」と思うことがあれば、今度はオンライン授業メインの大学を選ぶだろうなと思います。
学びたいときにいつでも学べる環境にあること。
インターネットがそれを身近にしてくれているのだと実感します。