元ひきこもり兼、発達障害を抱えるライターくまたろうです。
先日、YouTubeを見ていたら「神回」と呼べるような動画に出会いました。本来は、本をご紹介するカテゴリーなのですが、生きづらさを抱える人に是非とも観て欲しくご紹介します。
起立性調節障害を抱えた相談者と梅原大吾さんの会話
起立性調節障害を持つ相談者は、プロゲーマーの梅原大吾さんにこのような悩みを打ち明けました。
「自分は、親が言うように社会では生きていけないのか」
相談者は親から「これでは生きていけない」「どれだけ人に迷惑をかけているのかわかっているのか」という否定的な言葉をかけられ、自己肯定感を低下させられていました。そこで、梅原さんに助けを求めました。
梅原さんは、親からの否定的な言葉が子供に与える影響について語りました。「学生時代のトラウマや自己肯定感の低さは、その後の人生に大きく影響する」と述べ、否定的な言葉が子供の自己肯定感を低下させ、生きづらさを増長させる可能性があることを指摘しました。
一方で、梅原さんは、親からの肯定的な言葉が子供に与える効果についても語りました。「本当は親だけは子供の可能性を信じたり応援しないといけない」と述べ、親からの肯定的な言葉が子供の自己肯定感を高め、生きる力を与えることができると強調しました。
梅原さんは、自身の父親から「何かひとつ人に負けないものを持て」「やりたいことに打ち込んだら誰にも負けない人になるよ、なぜなら俺の子だから」と肯定的な言葉をもらった経験を振り返り、「子供にとって親から『大丈夫』と言われるのは、ものすごく効果がある」と述べました。
親が子供を肯定することの重要性
親からの肯定的な言葉が子供に与える効果は、梅原さんの体験からも分かるように、非常に大きいものです。子供は、親からの言葉が自己肯定感や自信に直結することが多いため、親からの言葉でその後の人生が左右すると言っても過言ではありません。梅原さんは、自身の父親からの肯定的な言葉が、自分に自信を持つきっかけになったと語りました。
親からの肯定的な言葉は、子供が自分自身を受け入れ、自分らしく生きることを促す効果があります。私はひきこもり支援活動を行っています。そこでの気づきですが、ひきこもりから回復に向かっている方は「親から肯定感をもらえている」という共通点があるということでした。
人には負けない武器を持つことの重要性
梅原さんは、人には負けない武器を持つことの重要性についても語りました。「多くの人は、集団の中でうまくやっているが、そこと比べて落ち込まないように」とアドバイスしています。自分が生きていくための武器を持つことが大切だということです。自分が持っている武器を磨き上げ、やりたいことに打ち込むことで、自分に自信を持つことができると語っています。
梅原さんは、自身の父親から「何かひとつ人に負けないものを持て」という言葉を受けた経験を振り返り、肯定的な言葉をもらったことが、自分に自信を持つきっかけになったと語りました。そして、2018年に「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロゲーマー」としてギネスに表彰されました。現在でも格闘ゲーム界の第1人者で、多くの人々に影響を与え続けています。
まとめ
親からの肯定的な言葉が子供に与える効果は非常に大きいものであり、自己肯定感や自信に直結することが多いです。
一方で、親からの否定的な言葉は、子供の自己肯定感を低下させ、生きづらさを増長させる可能性があります。生きづらさを抱える人が自分らしく生きるためには、自分が持っている武器を磨き上げ、自分に自信を持つことが大切です。梅原さんのアドバイスは、生きづらさを抱える人たちにとって大きな支えとなることでしょう。