Windows10は2025年10月14日にサポート終了することが以前から周知され、Windows11へとアップグレードしたりパソコンを買い替えた方も多いことでしょう。
しかし、Office2016およびOffice2019のサポートも2025年10月14日で終了してしまうことを知らない人は多いのではないでしょうか。
Windows11へとアップグレードしたものの、古いOfficeが入ったまま…という人は案外に多く、私もその一人です。そのまま使い続けるのはセキュリティ的にもおススメできません。
新しいOffice2024をインストールするときに、面倒なトラブルが生じたという記事もチラホラ見かけますので、私の場合のインストール手順を参考に記しておきます。
Office2024を購入する
まず、私のパソコン環境は、こちら。
Office2016を刷新する必要があります。
買い切り版である「Office 2024」と、サブスク型の「Microsoft 365」のどちらを選ぶかのメリット・デメリット説明は今回は省きますが、最低でも5年ほどは使いたい身としては買い切りの「Office 2024」のほうが割安のため、そちらを選択。
正式には「Microsoft Office Home & Business 2024(永続版)」。
「Home & Business」と「Home」がありますが、「Home」はOutlookが付いていません。どちらも同一アカウント内のパソコン2台にインストールすることが可能です。
購入するにはMicrosoftストア、Amazonなどから購入できます。すぐインストールしたいため、「オンラインコード版」を購入。
昨年のブラックフライデーなどで買っておけばもう少し安く手に入ったのかもしれませんので、ギリギリまで先延ばしにしていたことを少々後悔…。
Outlookデータのバックアップ
現在使用しているOutlookのメールデータや連絡先情報をエクスポートしておきます。
Outlookを開き、「ファイル」から「開く」の「インポート/エクスポート」を選択。
「ファイルにエクスポート」を選択し「次へ」
「Outlookデータファイル(.pst)」を選択し「次へ」
エクスポートしたいメールアドレスを選択し、「次へ」
保存場所を「参照」から選び(デスクトップなど)、「完了」を押すとバックアップデータが抽出できます。
旧バージョンOfficeのアンインストール
旧のOfficeがそのままだと、新バージョンをインストールする過程で不具合が生じたという記事があちこちで見受けられたため、旧バージョンは先にアンインストールしたほうが良いみたいです。
Windowsの「設定」>「アプリ」>「インストールされているアプリ」から「Microsoft Office Desktop Apps」の右端にある「・・・」をクリックし「アンインストール」を選択。
旧バージョン、Office2016が削除されました。
ここでパソコンを再起動。
Microsoftアカウントにログインし、購入したOffice2024をインストール
以前から使用しているMicrosoftアカウントのログイン画面を開くと、「Microsoft製品の使用を開始する」という画面になるので「始める」をクリック。そのあと、自分のMicrosoftアカウントとPINを入力。
プロダクトキーの入力を求められるので
Amazonで購入したOffice2024の引き換えコードのメールに記載されている、プロダクトキーを入力します。
「プロダクトキーを使用する」という画面に、自分が入力したプロダクトキーが表示されています。そのまま「利用」を押します。
「アプリを開始する」の画面になります。パソコンにソフトをダウンロードしたいので、左の「インストーラーを入手」をクリック。
インストーラーの「OfficeSetup.exe」をダウンロードして、これをダブルクリックすると
Officeアプリのインストールが始まります。数分間待機します。
「準備ができました」と出たらインストール完了です。
契約した覚えのない「Microsoft 365と」という文言が出ており、恐怖に慄きますが、アカウント情報を確認したところ「Microsoft 365」は契約されてない状態だったので、ひと安心。
インストールしたOfficeにログインしライセンス認証
あともう少しです。
インストールしたOfficeアプリのWordかExcelなど、どちらでもいいので開きます。するとライセンス認証の画面が出ますので、自分のMicrosoftアカウントとPINを入力。これでMicrosoftアカウントとOfficeアプリが紐付けられます。
Outlookにデータをインポート
Outlookを開き、メールアドレスを設定。必要に応じて、エクスポートしておいたデータを取り込みます。
まとめ
以上、Office2016からOffice2024(永続版)への切り替え手順でした。
もしも移行途中で不具合が起きた場合は、Microsoftのヘルプに確認するなどしたほうが良いようです。