Appleは先日の「WWDC 2023」で最新のmacOSバージョン「macOS Sonoma」を発表しました。
このバージョンでは、ウィジェットギャラリーから好みのウィジェットを選択してデスクトップ上に配置することができます。ウィジェットは iOS17 のようにクリックするだけでリマインダーのチェックを入れたり、メディアの再生や一時停止、ホームのコントロールにアクセスするなど、インタラクティブな操作が可能です。
さらに、「macOS Sonoma」ではビデオ会議向けの機能も強化されています。共有コンテンツの上にプレゼンターを配置し、風船や紙ふぶき、ハートなどのエフェクトを追加することができます。また、画面共有ピッカーも改善され、ビデオ通話中にアプリの画面を簡単に共有できるようになりました。
ゲーム関連では、他のプラットフォームからのゲームの移植が容易になるように「Game Porting Toolkit」が提供されます。さらに、新たに搭載されるゲームモードでは、CPUとGPUがゲームに最適化され、Bluetoothのサンプリングレートが2倍に向上し、コントローラーによる入力遅延が大幅に削減されます。
また、Webブラウザー「Safari」もアップデートされ、プライベートブラウジング機能とプロフィール機能が追加されました。プロフィールを作成することで、仕事用と個人用のプロフィールを切り替えることができ、閲覧履歴や拡張機能、タブグループ、お気に入りなどが混在することはありません。
「macOS Sonoma」は特定のデバイスで利用可能であり、以下のモデルがサポートされます:
iMac: 2019年モデル以降
iMac Pro: 2017年モデル以降
MacBook Air: 2018年モデル以降
MacBook Pro: 2018年モデル以降
Mac Pro: 2019年モデル以降
Mac Studio: 2022年モデル以降
Mac mini: 2018年モデル以降
以上が「macOS Sonoma」の新機能とシステム要件に関する情報です。