GitHubにアップロードされたnode_modules
ディレクトリを.gitignore
を使用してコミットの対象から外す方法について説明します。node_modules
ディレクトリは、Node.jsのプロジェクトで使用される依存関係を含んでおり、これをGitHubにアップロードすることは一般的に推奨されません。これは、そのサイズが大きく、package.json
を共有すれば、必要な依存関係はnpm install
を実行することで簡単に再構築できるためです。
.gitignoreの作成
まず、プロジェクトのルートディレクトリに.gitignore
ファイルを作成します。
これは以下のコマンドで行えます。
touch .gitignore
.gitignoreに除外ルールを記載
テキストエディタで.gitignore
ファイルに、除外したいディレクトリ(この場合はnode_modules/
)を記載します。
#node_modulesディレクトリを除外
node_modules/
gitの追跡対象から外す
次に、既に追跡されているnode_modules
ディレクトリをGitの追跡対象から外します。これは以下のコマンドで実行できます。
git rm -r --cached node_modules
このコマンドは、node_modules
ディレクトリをGitのインデックスから削除しますが、ローカルファイルシステム上のファイルは保持されます。
変更をGitHubにpushする
最後に、変更をステージングし、コミットしてGitHubにプッシュします。
git add .
git commit -m "Remove node_modules from tracking"
git push origin main
これで、GitHubにアップロードされたnode_modules
ディレクトリは削除され、今後のコミットからも除外されます。これにより、リポジトリのサイズが削減され、依存関係の管理がより効率的になります。