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新潟市「映劇大要」新潟島最後の映画館の出会いと別れについて②

ライフワーク
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私と「映劇大要」

出会い

長野県長野市在住の私がなぜこちらを知っているかというと、このすぐ近くに息子が住んでいたからです。5年ほど前に進学のために移住し現在は東京へ行ってしまいましたが、彼がこの地にいる間はたまに訪れるたびに周辺をふらふら歩き回るのが楽しくて。ある日、朝早く起き出して散歩していたらこちらに出くわしたというわけです。

 

ピンク映画館

おおおピンク映画!そんなもの観て楽しい年齢ではありませんが、存在そのものが珍しくなってきている上に、数十年前の中学生のころ悪友とドキドキしながら覗き見た記憶がフラッシュバックしてきて、ちょっと覗いてみるかな。おおおオールナイトではないかとチケット売り場に目をやると「入場料2000円」の文字が。

 

物好き

私は自他共に認める物好きではありますが、成人映画に2000円も出すほどではないのでその場は退散。気になったので調べてみるとこちらは成人映画館と同時にいわゆるハッテン場として機能していたとの事でした。

 

 

ハッテン場

ハッテン場とはすなわちゲイの方たちが相手を見つける場所を指します。昔からの成人映画館などはそちらの機能の方が主らしいですが、映劇大要は中でも老舗といえる存在で、上野から遠征してくる方もいたのだとか。一階で相手をみつけそのまま、あるいは追加料金を払って2階で、というシステムだったそうです。LGBT差別はないつもりですが、焦ったようなホッとしたような。

 

現在の姿

現在ある建物は1962年に改装されたものなのか、あるいは建て替えられたのか、ネット情報でははっきりと分かりません。ただ、建築屋のカンで言わせてもらえば、恐らく1階は大正時代のもの、1962年に大幅な改装を行い2階を増築したと推察します。1階と2階の仕上げや納まりが違っているので。

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この記事を書いた人

草深い長野県に棲息している60寸前のオヤジです
本好き、映画好き、食べること大好きで体型がエラいことになっておりますが、今さら引き返すことなどできるわけもございません。ほどほどに真面目でいい塩梅にテキトーで。そんな感じなので何とぞよろしくお願い申し上げる次第でありおり侍りいまそかり

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