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トレーニングや食事制限の前に重要!「ダイエット」の前にメンタルや考え方を整理しよう

スポーツジムで顔をしかめる男性 プロステイホーマーの道
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近頃流行りのテレビショッピング、ネットショッピングを見ると、なんとまぁ数えきれないくらいに売り出されている「ダイエット方法」。これにパーソナルトレーナー付きのジムなどのサービスを加えると、ダイエットというジャンルはかなり大きなビジネスであると、改めて考えさせられることでしょう。

しかし一方で、「驚くような効果」を示し購買意欲をそそるCMにつられダイエット商品を購入するも、一向に効果が出ないと嘆く人もかなり多くおられる様子。考えてみれば、それほど本当に強力な効果を簡単に示せる商品があれば、ダイエット・ビジネスなんてあっという間に廃れてしまうだろうな、などと当たり前のことを考えるわけですが(笑)

あ、いやすいません、決して販売されているもののすべてに「効果がない」というつもりはありません。むしろ効果は十分、というものもたくさんありそうです。ただそれを使用してダイエット計画を実行に移そうとしたときに、果たしてその人の日常生活にうまくコミットできるものなのだろうか?というところに疑問があります。

ダイエットに失敗する例としては、やはり「計画を続けられない」ことで必要以上に食べてしまったり、運動を怠ってしまったりして、ダイエットのために行わなければならない「留意すべき点」を逸脱してしまうところにあるのではないでしょうか。

そこで、今回はダイエットに失敗しない、ダイエット行為を続けることを目標として、単に「食事制限」「運動」を行うための、さらに深く考えるべきポイントというものを、メンタル面や自身の意識の持ち方という観点で考えてみたいと思います。

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「なぜダイエットは続けられないのか」私の場合

どちらかというと血圧が高めの私は、年に1度の健康診断が憂鬱になります。どうも先天的な性質のせいか、どうしても高くなる傾向で医者には必ず指摘され「もう少し下げられればねぇ」と言われてしまいます。

一方で血圧を下げるにはどうすればいいのか?と質問を投げかけたところ、決まって返ってくる答えは「まずは痩せて体重を減らす」。これが簡単にはなかなかうまくいかないからこのざまなのに…だから「痩せるにはどうすれば?」と尋ねると「そりゃ、食事制限だよ!」と一言、サラッと返答される始末。

よく考えてみると医者(この場合は内科医)の専門は「痩せるための実行計画」なんて専門外、単に健康面で見える問題点の指摘と、その根本的な解決ポイントだけがわかる範囲なので、当人の健康を維持するために普段の生活でどのようなことを考えるか、そのためにどのような施策を実行していけばいいのか、そこまでを答えることはできない、ということなのでしょう。

ちょっと話は外れますが、「医者の人は偉い。なんでも答えられる」なんて自分の中に変な固定観念がある、ということを改めて考え直す一つの機会でもあったかと。ちなみに私に「痩せろ」と言った医者の一人はメッチャ太っていて「随分と説得力のない医者だな。お前も痩せろよ」とか心の中でつぶやいたことがありました(笑)。

どのくらい減らせば?日々どのくらいの強度を目途にトレーニングを行う?どんな生活リズムで?などと、医者が唱えるのは一言で済むけど、実行に移そうと考えた際にクリアしなければならない課題はたくさんあるはずなのに、そこには何も答えてもらえません。逆にいえば、人それぞれ日常、普段の生活は異なるため、どのようにダイエットという行為を日常に取り入れていくかは、それぞれが考えなければならないというところに落ち着きます。

その意味では「ダイエットが必要」「痩せろ」と簡単に言う人もいますが、実はそう簡単ではなく「ダイエットを続ける」のは難しいことなのではないか、とも思っています。

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ダイエットを行うにあたり意識すべきこと

ダイエットを続けるにあたり、検討の必要があることをもう少し深く考えてみます。ダイエットを行うにあたり主に考えるポイントは「食事制限」「運動(トレーニング)」という二つです。

たとえば食事制限も、日常の睡眠時間や仕事、運動時間でそれほど体に負荷がかからなければ問題なく実行できるかもしれません。しかし負荷が高くなればやはり空腹も強く頻繁に感じるようになりますし、ストレスなどを感じれば余計に摂食に対する意識が強くなる人も少なくないでしょう。

運動については、食事制限以上にダイエット効果を実感するのは難しく、その上筋肉痛などで普段の生活に影響してしまうとすぐ怠ってしまうケースも考えられます。

こうして考えると、過度に自身の体力面に影響する計画を立ててしまうと、ダイエットにより受ける影響は身体だけでなくメンタル面にも大きく作用し、続けるのが難しくなることがわかるでしょう。短期間、ダイエットだけを考えて生活をするというのであれば可能かもしれませんが、自身への影響を考えずに日常のほかのことをやり取りしながらダイエットを行うというのは、過度なストレスを抱える可能性もあり継続が困難であるということがわかると思います。

そのため普段の生活の中でダイエットを行う際に、自身に対して強い負荷やストレスを与えない、逆に「やっているとリフレッシュできる」くらいに思える実行計画が必要かと考えられます。

実はこうしたダイエットにおける、メンタル面などの課題を含めた計画実行をサポートする存在として「メンタルコーチ」と呼ばれるスキルを持った方もおられ、必要に応じて相談などを持ち掛けることも可能ではあります。ただこのダイエットという命題をまずは自分のことととらえて向き合っていくことが必要ではないでしょうか。

「やること」に対しての意識の持ち方と「やったこと」の効果を実感すること

ダイエットを継続するためのカギは、その行為自体で「どんな効果が期待できるか」を意識すること。これに加えさまざまな状況が現れる日常の中で「その行為自体が、体の大きな負担にならないこと」そして「やったことの効果を実感できること」の三つに集約できるかと思います。

一つ目は、減量を目指す上では当然ともいえるでしょう。二つ目は「ダイエットの継続」という点において必要な意識であります。三つ目は、二つ目の意識に対してモチベーションを上げるにあたり必要なことであるとも考えられます。

3.1 食事制限に対する実感

食事制限は、食事の量を「自身の基礎代謝」を下回る量に設定するというもの。ダイエット、減量という面においては効果の大きなものでありますが、実際に効果が出るまでに時間がかかるため、「効果の実感」は難しい一方、食事の量が減るというのは思った以上に精神面でストレスがかかるものであります。

ただ食事量はあくまで「普段の生活に支障がない」ことが基本であり、まずは計画の食事量に慣れることが大事です。食事量が減ると最初はおなかが鳴ったり、イライラが募ったりとかなりつらい思いをしますが、ある程度我慢していると「苦しくない」と思えるように気分が変わってきます。個人差もあるかもしれませんが、私は水を多めに飲んだりして一日ほど我慢していると、そこまで苦しさを感じなくなってきました。

体が慣れてきたら、続けるための第一段階突破。この状態に持っていくために、まず食事制限開始の日、「我慢に集中できる日」を設けるといいでしょう。たとえばどこかの土曜日、日曜日に朝食からスタート。極端な話としてその日他のことはさておいて、この「『我慢』に集中する」というつもりで向き合うほうがいいかと思います。

減量食が慣れてくれば、徐々に成果は感じられてくるでしょう。

3.2 運動(トレーニング)に対する実感

食事制限に比べると、減量という目標に対して運動を行うことは、基本的にはトレーニングにより筋力や心肺能力を上げることで基礎代謝量を上げ、結果的に減量につなげていくという間接的な効果を狙うもので、実は劇的な変化を得るのは難しいところ。激しい運動をした後に大量の汗をかいて、一時的に体重が減ったという錯覚をおぼえることはありますが、実際には体の水分が減っただけで、恒久的な「減量」にはなかなかつながらないことが普通です。そのためやはり「無理をせず続けていく」ことが重要になります。

この「無理なく続ける」という行為に、どのように向き合っていけばよいのかが問題となるわけですが、「毎日続けられるレベルで、かつ『効果が実感できる』レベル」を目指すのがいいかと思います。

あまり大きな負荷にならないトレーニングだと、効果の実感が薄いために実施自体の意味をなかなか見いだせず、サボりがちな傾向に陥ってしまう恐れがあります。そのため、たとえばジョギングであれば終わった後に「汗をかいて息が苦しくなった」くらいの実感、筋力トレーニングであれば「若干筋肉痛」くらいの実感を軽くおぼえるぐらいの負荷がちょうどいいのではないでしょうか。

ほとんど運動らしい運動をしたことがない、という人であれば、ちょっと動いただけでかなり苦しい思いをするかもしれません。しかしある程度続けていけば「少々歩き回っても苦しくはない」「筋力が強くなった実感がある」といった、ポジティブな疲労感へと変わっていくでしょう。特に腹筋周りのトレーニングなどは、それなりに正しいトレーニングを続けていれば、わりに早く「ズボンを穿いたときに、腹回りがすっきりして入りやすくなった」と、効果を強く実感できたりもします。

いわゆる「疲労感」をおぼえながらも、それが「楽になる」という意識につながるトレーニングを目指すというところが大事。その疲労感と効果の循環がうまく回っていけば、運動を日常に取り入れて続けることも難しくないでしょう。あくまで続けていく上での意識の持ち方を変えていくことが重要であるといえます。

厳密にメニューを作ろうとすれば「現在の筋力がこれくらいだから、これくらいの運動量を…」と、さまざまな視点から日々取り組んでいくメニューを作っていく格好となっていくでしょう。ただそこまで厳密に行おうとすると、的確な指導を行うパートナーが必要であったり、トレーニングをどのように日々の生活に取り入れるかと考えたりと、かなりハードルの高いものになるかと思います。

「かなりの無理をせず、しかし体に若干の負荷をかける」ことで、快感を伴う効果を徐々に感じていくというのが理想ではないでしょうか。

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